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アイコムがHF+50MHz対応200WトランシーバーIC-7760を発表、コントローラーとRFデッキのツーピース構成で設置自由度向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

アイコムがHF+50MHz対応200WトランシーバーIC-7760を発表、コントローラーとRFデッキのツーピース構成で設置自由度向上

PR TIMES より


記事の要約

  • アイコムがHF+50MHz対応200WトランシーバーIC-7760を発表
  • コントローラーとRFデッキのツーピース構成を採用
  • タッチ操作対応の2つのディスプレイを搭載

アイコムが新型トランシーバーIC-7760を発表

アイコム株式会社は60周年を記念し、HF+50MHz帯をオールモードでカバーするアマチュア無線用トランシーバーIC-7760を2024年8月末に発売すると発表した。本機はコントローラーとRFデッキのツーピース構成を採用し、設置の自由度を高めている。また、初回出荷60台限定で60周年ロゴ入りプレートが同梱されるという特典も用意された。[1]

IC-7760の特徴として、付属のコントローラケーブルは3mだが市販のLANケーブルを使用することでさらに離れた場所にRFデッキを設置可能となっている。さらに、コントローラーとRFデッキを宅内LAN(有線)で接続することで、パソコンを介さずにリモート運用することも可能だ。これにより、LAN接続ができる場所であれば宅内のどこからでも気軽に運用できるようになった。

本機は7インチのメインディスプレイと2.4インチのサブディスプレイを搭載し、両方ともタッチ操作に対応している。メインディスプレイにはMAIN/SUBの周波数や各機能の設定、動作状況など運用に必要な情報を集中表示し、サブディスプレイはフィルターエフェクトやマルチメーター、バンドスタッキングレジスターキーの表示に対応している。これらの機能により、情報の視認性が向上し、よりスムーズな運用が実現できるようになった。

IC-7760の主な特長まとめ

項目 詳細
構成 コントローラーとRFデッキのツーピース
対応周波数帯 HF+50MHz
送信出力 200W
ディスプレイ 7インチメイン、2.4インチサブ(共にタッチ操作対応)
リモート運用 宅内LAN接続(有線)によるリモート運用に対応
特殊機能 DIGI-SELとプリアンプの併用、DPD技術採用
発売時期 2024年8月末
価格 877,800円(税込)
IC-7760の詳細はこちら

DPD技術について

DPD技術とは、デジタル・プリディストーション(Digital Pre-Distortion)の略称で、無線通信機器の送信品質を向上させるための技術である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 送信信号の歪みを事前に補正
  • 送信アンプの非線形性を補償
  • 信号のスペクトル特性を改善

IC-7760に採用されたDPD技術は、優れた相互変調歪み特性とクリーンな送信波を実現している。この技術により、高出力でありながら不要な電波の発射を抑制し、他の無線局への干渉を最小限に抑えることが可能となる。アマチュア無線において、特にコンテストやDXハンティングなどの場面で、この技術の恩恵を受けることができるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「コントローラーとRFデッキのツーピース構成を採用した、HF+50MHz対応の200WトランシーバーIC-7760を新発売。 | アイコム株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000038597.html, (参照 24-08-26).

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