コムニコ、DTK AD、ABALがバンコク日本博2024に出展、MR技術でVTuberとのリアルタイム交流を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

コムニコ、DTK AD、ABALがバンコク日本博2024に出展
MR技術を用いたVTuberとのミート＆グリートを実施
日本のコンテンツの魅力発信とマーケティング活動に活用

バンコク日本博2024でのMR技術活用によるVTuberイベント開催

株式会社ラバブルマーケティンググループの子会社であるコムニコとDTK ADは、ABALと協力し、2024年8月30日から9月1日にタイ・バンコクで開催される「バンコク日本博2024」に出展することを発表した。このイベントでは、MR技術を用いて日本のVTuberとタイの参加者がリアルタイムで交流できる体験ブースを設置する。^[1]

ABALの独自技術「Scape」を活用することで、通常は2次元で活動するVTuberが、まるで目の前にいるかのようにリアルタイムで国境を越えたコミュニケーションを実現する。参加者はMRゴーグルを装着し、日本からイベントに参加するVTuberと同時通訳を介してコミュニケーションを図ることができる。

この取り組みは、東南アジアでのVTuber人気の高まりを背景に実施される。MR技術の活用により、VTuberだけでなく日本のアニメキャラクターや企業マスコットなどにも応用可能で、日本企業の海外マーケティング活動にも活用できる可能性がある。ラバブルマーケティンググループは、XR技術とマーケティングを組み合わせた新サービス「メタビズXR」の提供も開始している。

バンコク日本博2024のイベント概要

項目	詳細
イベント名	バンコク日本博2024
開催日	2024年8月30日（金）31日（土）、9月1日（日）
開催場所	サイアム・パラゴン5階パラゴンホール
主な内容	Japan VTuber Greeting（MR技術を用いたVTuberとの交流）
使用技術	ABAL独自のリアルメタバースソリューション「Scape」

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MR（複合現実）について

MRとは、「Mixed Reality」の略称で、現実空間と仮想空間を融合させる技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

現実空間の形状をMRゴーグルが認識し、仮想オブジェクトを投影
現実世界と仮想世界のシームレスな統合を実現
ユーザーの動きに合わせてリアルタイムで仮想コンテンツを表示

バンコク日本博2024では、このMR技術を活用してVTuberとのリアルタイム交流を実現する。参加者はMRゴーグルを装着することで、VTuberがまるで目の前にいるかのような体験ができる。同時通訳を介して言語の壁を越えたコミュニケーションが可能となり、国際的なイベントにおける新たな交流の形を提示している。

MR技術を用いたVTuberイベントに関する考察

MR技術を用いたVTuberイベントは、物理的な距離を超えた国際交流を可能にする点で画期的だ。言語の壁を越えたリアルタイムコミュニケーションは、ファンとVTuberの距離を縮め、より深い交流を生み出す可能性がある。一方で、技術的な安定性や通信環境の確保、MRゴーグルの装着感など、実用面での課題も考えられるだろう。

今後の課題としては、MR技術の更なる高度化とコスト削減が挙げられる。より自然で没入感のある体験を提供するためには、画質の向上や遅延の低減が必要だ。また、多くの人が気軽に体験できるよう、MRゴーグルの軽量化や低価格化も重要になってくるだろう。イベント運営側には、技術的なトラブルに備えたバックアップ体制の構築も求められる。

将来的には、VTuberとのミート＆グリート以外にも、MR技術を活用した新たなエンターテイメント形態の登場が期待される。例えば、MRを用いた国際的な音楽ライブや、複数の国をまたいだビジネスミーティングなど、応用範囲は広大だ。日本のポップカルチャーの魅力を世界に発信する新たなプラットフォームとして、MR技術の進化と普及に注目が集まるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「コムニコ、DTK AD、ABALが協業しタイ最大級の日本総合展示会「バンコク日本博2024」に出展 | 株式会社ラバブルマーケティンググループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000184.000028382.html, (参照 24-08-28).

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