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コシナがVMマウント用APO-LANTHAR 50mm F3.5を発売、Type IとType IIの2種類のデザインを展開

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

コシナがVMマウント用APO-LANTHAR 50mm F3.5を発売、Type IとType IIの2種類のデザインを展開

COSINA より


記事の要約

  • コシナがVMマウント用交換レンズを発売
  • APO-LANTHAR 50mm F3.5を8月29日に販売開始
  • Type IとType IIの2種類のデザインを提供

コシナが新たなVMマウント用交換レンズを発売

コシナは、フォクトレンダーブランドから新たなVMマウント用交換レンズ「APO-LANTHAR 50mm F3.5」を2024年8月29日に発売する。このレンズは、クラシカルでコンパクトなスタイルの標準レンズとして設計されており、開放F値3.5を採用しながら、6群8枚という贅沢なレンズ構成のうち4枚に異常部分分散ガラスを投入している。[1]

APO-LANTHARシリーズの特徴である高い光学性能を継承し、軸上色収差をはじめとする各種の収差を徹底的に排除するとともに、解像力やコントラスト再現性に関しても究極の性能を追求したレンズとなっている。外装デザインには、1950年代に登場したレンジファインダー用レンズを彷彿させる沈胴風デザインを採用し、全てのパーツを金属製にすることで質感や操作感を向上させている。

このレンズのラインアップは、沈胴風デザインの「Type I」とスリムなデザインの「Type II」の2種類を用意している。Type Iは重厚感のあるブラックペイントとクロームのツートンモデル(真鍮素材、重量245g)と、軽量で精悍な印象のマットブラックペイントモデル(アルミ素材、重量150g)の2種類がある。一方、Type IIはシルバーモデル(真鍮素材、重量250g)とブラックペイントモデル(一部アルミ素材使用、重量175g)の2種類が用意されている。

APO-LANTHAR 50mm F3.5の主な特徴まとめ

Type I Type II
デザイン 沈胴風 スリム
カラーバリエーション ブラック&クローム / マットブラック シルバー / ブラック
素材 真鍮 / アルミ 真鍮 / 一部アルミ
重量 245g / 150g 250g / 175g
最短撮影距離 0.45m 0.35m

アポクロマート設計について

アポクロマート設計とは、光学システムにおいて色収差を最小限に抑える高度な設計手法のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 3つ以上の波長の光を1点に集光
  • 軸上色収差と倍率色収差を同時に補正
  • 高コントラストと優れた解像度を実現

APO-LANTHAR 50mm F3.5レンズでは、このアポクロマート設計を採用することで、軸上色収差をはじめとする各種の収差を徹底的に排除している。また、6群8枚のレンズ構成のうち4枚に異常部分分散ガラスを使用することで、解像力やコントラスト再現性に関しても究極の性能を追求している。これにより、高品質な画像表現が可能となり、プロフェッショナルな撮影にも対応できる光学性能を実現している。

参考サイト

  1. ^ COSINA. 「APO-LANTHAR 50mm F3.5 (Type I) - 株式会社コシナ」. https://www.cosina.co.jp/voigtlander/vm-mount/apo-lanthar-50mm-f3-5-type-i/, (参照 24-08-31).

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