e-dashとインボイスがCO2排出量自動算出サービスで提携、企業の脱炭素化と業務効率化を支援

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

e-dashとインボイスが業務提携契約を締結
CO2排出量の自動算出サービスを連携
企業の脱炭素化と業務効率化を支援

e-dashとインボイスのCO2排出量自動算出サービス連携

e-dash株式会社と株式会社インボイスは、企業の脱炭素化と業務効率化を支援するため、2024年9月5日に業務提携契約を締結した。この提携により、e-dashのCO2排出量可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash」と、インボイスの公共料金一括請求サービス「OneVoice公共」のエネルギー使用量データが連携されることとなる。^[1]

本提携の主な目的は、従来「e-dash」利用時に必要だった請求書の収集・アップロード作業を不要にすることだ。これにより、CO2排出量の算出・可視化業務が大幅に効率化される。企業はCO2排出量算定にかかる時間と労力を削減し、より精度の高いデータに基づいた脱炭素化計画の策定が可能になるだろう。

両社は今後も機能開発や連携を強化し、企業の脱炭素化を支援していく方針だ。この取り組みは、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた動きが本格化する中、企業にとって重要なテーマとなっているCO2排出量の情報開示や削減など脱炭素化の推進に大きく貢献するものと期待される。

e-dashとインボイスの提携によるサービス概要

	e-dash	OneVoice公共
主なサービス内容	CO2排出量可視化・削減サービス	公共料金一括請求サービス
提供データ	CO2排出量自動算出	エネルギー使用量データ
主な利点	CO2排出量の自動算出・可視化	請求書の集約・一本化
対象ユーザー	脱炭素化に取り組む企業	経理業務の効率化を目指す企業

e-dashの詳細はこちら

カーボンニュートラルについて

カーボンニュートラルとは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

温室効果ガスの排出量と吸収量のバランスを取る
2050年までに達成することが国際的な目標
企業や国家レベルでの取り組みが求められる

e-dashとインボイスの提携は、企業のカーボンニュートラル達成を支援するものだ。CO2排出量の可視化と自動算出により、企業は自社の排出量を正確に把握し効果的な削減策を立てることができる。この取り組みは2050年のカーボンニュートラル達成に向けた重要なステップとなるだろう。

e-dashとインボイスの提携に関する考察

e-dashとインボイスの提携は、企業の脱炭素化と業務効率化という二つの重要な課題に同時にアプローチしている点が高く評価できる。CO2排出量の自動算出と可視化が容易になることで、多くの企業が環境への取り組みを加速させることが期待できるだろう。一方で、データの正確性や安全性の確保が今後の課題となる可能性がある。

この課題に対しては、両社が継続的にデータの精度向上とセキュリティ強化に取り組むことが解決策となるだろう。また、今後は単なるデータ連携だけでなく、AIを活用した排出量削減提案や、他の環境関連サービスとの連携など、より包括的な脱炭素化支援機能の追加が期待される。これにより、企業の環境対策がより効果的かつ効率的に進められる可能性がある。

長期的には、このような取り組みが業界標準となり、多くの企業が容易に脱炭素化に取り組める環境が整うことが理想だ。e-dashとインボイスには、今回の提携を足がかりに、より多くのパートナーとの連携を進め、脱炭素社会の実現に向けたエコシステムを構築していくことが期待される。今後の両社の動向から目が離せない。