イマクリエが金沢市に行政向け生成AI運用パッケージを提供開始、LGWANでの利用で自治体DXを加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

イマクリエが金沢市に生成AI運用パッケージ提供
LGWAN対応の行政向けChatGPTサービス導入
公務員の働き方改革とDX推進に寄与

イマクリエによる行政向け生成AI運用パッケージの提供開始

株式会社イマクリエは2024年9月6日、石川県金沢市に「exaBase 生成AI for 自治体運用パッケージ」の提供を開始した。このサービスは公務員の働き方改革と地方自治体のDX推進に寄与するもので、株式会社Exa Enterprise AIが提供する行政向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI for 自治体」の導入を完全にサポートする。^[1]

「exaBase 生成AI for 自治体運用パッケージ」では、利用アカウントの作成から初期導入研修、アカウント管理、問い合わせ対応まで幅広いサポートが提供される。また、生成AIと組織内データの連携機能の管理や、自治体業務での汎用プロンプトの作成・周知も行われる。これにより、自治体の業務効率化とDX推進のさらなる加速が期待されている。

このサービスの特徴として、LGWANへの対応が挙げられる。高度なセキュリティ環境を持つ行政専用ネットワークLGWANに対応しており、安全性が確保されている。また、利用アカウント発行数を無制限とし、最大同時アクセス数に応じた課金体系を導入することで、組織全体での一括導入を可能にしている。

exaBase 生成AI for 自治体の特徴まとめ

特徴	詳細
LGWAN対応	高度なセキュリティ環境を持つ行政専用ネットワークに対応
ライセンス体系	利用アカウント発行数無制限、最大同時アクセス数に応じた課金
プロンプトテンプレート	行政機関向けのプロンプトひな型を提供、独自テンプレート登録可能
セキュリティ機能	ユーザー入力データの非学習化、禁止ワード登録によるプロンプト入力阻止
データ処理	日本国内での処理に限定可能（要望に応じて海外リージョンも利用可）

LGWANについて

LGWANとは、「Local Government Wide Area Network」の略称で、地方自治体のコンピューターネットワークを相互に接続した広域ネットワークのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

高度なセキュリティを確保した行政専用のネットワーク
全国の地方自治体を相互に接続し、情報共有や行政サービスの効率化を実現
インターネットとは物理的に分離され、外部からの不正アクセスを防止

LGWANは自治体間の情報連携や電子申請システムなど、様々な行政サービスの基盤として利用されている。「exaBase 生成AI for 自治体運用パッケージ」がLGWANに対応していることで、高度なセキュリティを維持しつつ、生成AIを活用した業務効率化や行政サービスの向上が可能となる。これにより、自治体のDX推進がさらに加速することが期待されている。

参考サイト

^ PR TIMES. 「石川県金沢市にて「exaBase 生成AI for 自治体運用パッケージ」の提供およびLGWANでの利用を開始 | 株式会社イマクリエのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000047071.html, (参照 24-09-07).

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