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AIツール「Cursor」の使い方や機能、料金などを解説

text: XEXEQ編集部

AIツール「Cursor」の使い方や機能、料金などを解説

Cursor より


AIツール「Cursor」とは

Cursorは、AIを活用したコードエディタです。開発者の生産性を大幅に向上させる機能を備えており、AIとコーディングを融合させた新しい開発環境を提供します。

このツールは、VS Codeをベースに構築されており、使い慣れた操作感を維持しつつ、AIの力を最大限に活用できます。コード補完や自然言語での編集指示など、革新的な機能を搭載しています。

Cursorは、開発者がより効率的にコーディングできるよう設計されており、多くのエンジニアから高い評価を得ています。

Cursorの始め方

Cursorの始め方は、以下の通りです。

  • 公式サイトからCursorをダウンロード
  • インストール後、アプリケーションを起動
  • VS Codeの設定をインポート(オプション)
  • 必要に応じて拡張機能をインストール

VS Codeユーザーは、既存の設定や拡張機能を簡単にインポートできます。これにより、スムーズな移行が可能となります。

初回起動時に、AIの使用方法や基本的な操作についての案内が表示されることがあります。

Cursorの使い方

Cursorの使い方は、以下の通りです。

  • Copilot++機能でコード補完を活用
  • チャット機能で質問やコード生成を実行
  • Ctrl+Kショートカットで自然言語での編集
  • @シンボルを使用してコードベースを参照
  • 画像をドラッグ&ドロップしてビジュアルコンテキストを追加

これらの機能を活用することで、コーディングの効率が大幅に向上します。AIがコンテキストを理解し、適切な提案を行うため、開発速度が加速されます。

また、ターミナル内でもCtrl+Kを使用することで、コマンドを自然言語で生成できるなど、幅広い場面でAIのサポートを受けられます。

Cursorの料金

Cursorの料金は、以下の通りです。

内容・特徴 Hobby Pro Business
価格 無料 $20/月 $40/ユーザー/月
Copilot++使用回数 2000回 無制限 無制限
GPT-4使用回数 50回(低速) 500回(高速)+ 無制限(低速) 500回(高速)+ 無制限(低速)
追加機能 なし Claude Opus 1日10回使用 管理ダッシュボード、一括請求

Hobbyプランは無料で利用でき、基本的な機能を試すのに適しています。より高度な機能や使用回数の増加が必要な場合は、有料プランへのアップグレードを検討できます。

Businessプランは、チームや企業向けに設計されており、管理機能や一括請求などの追加機能が含まれているのが特徴的です。

Cursorのメリット・デメリット

Cursorのメリットは、以下の通りです。

  • AIによる高度なコード補完機能
  • 自然言語での編集指示が可能
  • コードベース全体を理解したチャット機能
  • VS Codeからの移行が容易
  • 開発効率の大幅な向上

これらのメリットにより、開発者は複雑なタスクを短時間で完了できるようになります。AIの支援を受けながら、創造的な作業に集中できるのも魅力です。

また、VS Codeとの互換性が高いため、既存の開発環境からの移行がスムーズに行えるのも大きな利点となっています。

一方、Cursorのデメリットとしては、以下が挙げられます。

  • 有料プランでの費用負担
  • インターネット接続が必要
  • プライバシーに関する懸念
  • AIへの過度の依存リスク

高度な機能を利用するには月額料金が発生するため、個人開発者や小規模チームにとってはコスト面での課題となる可能性があります。

また、AIを活用するため常時インターネット接続が必要となり、オフライン環境での使用に制限があることも留意点です。

Cursorの活用例

Cursorの活用例は、以下の通りです。

  • 大規模プロジェクトのコード理解と修正
  • 新機能の迅速な実装
  • コードのリファクタリング
  • ドキュメンテーションの自動生成
  • 複雑なアルゴリズムの実装支援

例えば、新しいプロジェクトに参加した際、Cursorのチャット機能を使ってコードベース全体の理解を深めることができます。これにより、短時間で既存のコードを把握し、効率的に作業を開始できます。

また、リファクタリングの際には、自然言語で指示を出すことで、AIが適切なコード変更を提案します。これにより、コードの品質向上と保守性の改善が容易になります。

Cursorの機能一覧

「Cursorの機能」に関して、以下3つを簡単に解説していきます。

  • Copilot++
  • AIチャット
  • 自然言語編集(Ctrl+K)

Copilot++

Copilot++は、Cursorの高度なコード補完機能です。従来のCopilotよりも強力で、複数行にわたる編集やコンテキストを理解した提案が可能です。

この機能により、開発者は素早くコードを書くことができ、繰り返しの多い作業を大幅に削減できます。また、タイプミスの修正や最適なコード構造の提案も行います。

AIチャット

AIチャットは、開発者がコードベースに関する質問をすることができる機能です。プロジェクト全体を理解し、的確な回答や提案を提供します。

@シンボルを使用して特定のファイルや関数を参照したり、画像をドラッグ&ドロップしてビジュアルコンテキストを追加することも可能です。これにより、複雑な問題の解決が容易になります。

自然言語編集(Ctrl+K)

Ctrl+Kショートカットを使用すると、自然言語でコードの編集指示を出すことができます。AIがその指示を解釈し、適切なコード変更を実行します。

この機能は、大規模な変更やリファクタリングを行う際に特に威力を発揮します。開発者は、技術的な詳細に悩むことなく、意図した変更を簡単に実現できます。

Cursorに関するQ&A

「CursorのQ&A」に関して、以下3つを簡単に解説していきます。

  • Cursorは完全に無料で使えますか?
  • Cursorは VS Code の拡張機能として使えますか?
  • Cursorは私のコードを保存しますか?

Cursorは完全に無料で使えますか?

Cursorには無料のHobbyプランがあります。このプランでは、基本的な機能を制限付きで利用できます。ただし、高度な機能や使用回数の増加には有料プランへのアップグレードが必要です。

具体的には、Hobbyプランでは2000回のCopilot++使用と50回の低速GPT-4使用が可能です。より多くの使用回数や高速なAI処理が必要な場合は、ProプランまたはBusinessプランを検討する必要があります。

Cursorは VS Code の拡張機能として使えますか?

Cursorは VS Code の拡張機能ではなく、独立したアプリケーションとして提供されています。これは、より深いAI統合と高度なUI制御を実現するためです。

ただし、CursorはVS Codeをベースにしているため、操作感は非常に似ています。また、VS Codeの設定や拡張機能を簡単にインポートできる機能があるため、スムーズな移行が可能となっています。

Cursorは私のコードを保存しますか?

Cursorには「プライバシーモード」が用意されています。このモードを有効にすると、ユーザーのコードは一切保存されず、トレーニングデータとしても使用されません。

ただし、デフォルトの設定では、プロンプトやテレメトリデータを収集し、Cursorの改善に使用する場合があります。セキュリティに敏感な場合や、企業の機密情報を扱う場合は、プライバシーモードの使用を検討することをおすすめします。

参考サイト

  1. Cursor. https://www.cursor.com/

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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