AWSのStep Function(ステップ関数)とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

Step Function(ステップ関数)とは

Step Function(ステップ関数)とは、AWSが提供するサーバーレスオーケストレーションサービスの1つです。複数の AWSサービスを組み合わせ、ワークフローを定義・実行できるのが特徴です。

ステップ関数では、Lambda、ECS、SageMaker、Batchなどの複数の AWS サービスをつなぎ合わせることで、データ処理、機械学習、バッチ処理など、様々なサーバーレスアプリケーションを構築できます。JSONベースの Amazon States Language を用いて、ワークフローを定義します。

ステップ関数の主な利点は、サーバーレスアーキテクチャによるスケーラビリティと耐障害性にあります。アプリケーションロジックをステートマシンとして定義することで、実行フローの可視化と管理が容易になります。

また、並列処理、条件分岐、エラーハンドリング、ロールバックなどの制御フローを柔軟に実装できるのも特長の1つです。ログやモニタリング機能も充実しており、ワークフローの実行状況を詳細に把握できます。

ステップ関数は、バッチ処理、ETLパイプライン、ビジネスプロセスの自動化、IoTデータ処理など、様々なユースケースで活用されています。サーバーレスアプリケーションの開発を効率化し、運用コストを最適化する強力なツールと言えるでしょう。

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