SVG(Scalable Vector Graphics)とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

SVG(Scalable Vector Graphics)とは

SVG(Scalable Vector Graphics)とは、ベクター形式のグラフィックを描画するためのXMLベースの言語仕様です。SVGを使用することで、解像度に依存しない高品質なグラフィックを作成することが可能となります。

SVGは、画像をテキストベースで記述するため、容量を抑えつつ拡大縮小に強い特性を持っています。また、CSSやJavaScriptを使って画像の一部を変更したり、アニメーションを付けたりすることもできます。

SVGは、ウェブブラウザ上での表示だけでなく、印刷物や組み込み機器のUIなど、様々な用途で活用されています。W3Cにより標準化されており、主要なウェブブラウザではSVGの表示に対応しています。

SVGは、図形、パス、テキスト、グラデーション、フィルターなど、様々な要素を組み合わせてグラフィックを作成します。これらの要素は、XMLタグを使って記述され、属性によって詳細な制御が可能です。

SVGは、ラスター画像フォーマットと比べて、拡大縮小による画質の劣化がなく、ファイルサイズも小さくなる傾向にあります。そのため、レスポンシブデザインや高解像度ディスプレイへの対応に適しています。

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