株式会社ソフトディバイスが認知症向けスケジュール管理アプリ『yottey』を正式リリース、高齢者の自立支援と介護者の負担軽減に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

認知症向けスケジュール管理アプリ『yottey』リリース
高齢者の認知特性に配慮したデザイン採用
本人の自立支援と介護者の負担軽減を実現

株式会社ソフトディバイスが認知症向けアプリ『yottey』をリリース

株式会社ソフトディバイスは2024年10月1日に認知症や記憶力に不安を感じる方とその家族を支援するスケジュール管理アプリ『yottey』を正式リリースした。このアプリは認知機能の低下によってスケジュール管理に不安を感じ始めた方に今日の日付やその日の予定をわかりやすく伝えるタブレット端末向けのアプリである。^[1]

yotteyの開発背景には認知症の見当識障害がある。特に『時』の障害は初期から見られ日常生活に支障をきたすケースが少なくない。このアプリはMCI（軽度認知障害）または認知症初期の方など見当識障害が認められる方を対象ユーザーとしており高齢者へ情報が伝わりやすい機能やデザインが施されている。

yotteyの特徴として認識しやすい昼夜表示や使う方に合わせて変えられる表示機能がある。さらに予定の時刻に音でお知らせする機能や遠隔操作対応により予定の入力や設定を信頼できる方に任せられるなど使いやすさを追求している。ユーザーからは「予定に気づくようになった」という声も寄せられており認知機能の改善や行動の変化にも貢献している。

yotteyの主な機能と特徴まとめ

機能	特徴	メリット
昼夜表示	時間帯で背景色が切り替わる	一目で昼夜の違いが分かる
カスタマイズ表示	表示情報や予定表示件数を変更可能	個人の好みや生活スタイルに合わせられる
音声お知らせ	予定時刻に音でお知らせ	身近な人の声を録音して設定可能
遠隔操作	信頼できる人が予定を入力可能	見守る側の安心にも繋がる

yotteyのダウンロードはこちら

見当識障害について

見当識障害とは時間や場所人物などの認識が困難になる症状のことを指しており主な特徴として以下のような点が挙げられる。

時間の感覚が曖昧になる
場所の把握が難しくなる
人物の認識に支障をきたす

yotteyは特に時間の見当識障害に焦点を当てている。アプリの昼夜表示機能や予定のお知らせ機能は時間の感覚が曖昧になりがちな認知症の方々の日常生活をサポートするのに役立つ。これにより利用者は自分で時刻や予定を確認でき自立を促進しつつ介護者の負担も軽減できるのだ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「認知症の方向けのスケジュール管理アプリ『yottey（ヨッティ）』をリリース！ | 株式会社ソフトディバイスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000122731.html, (参照 24-10-04).

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