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公開：2024-10-04

syslogとは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

syslogとは

syslogは、コンピュータシステムのログメッセージを収集、転送、保存するための標準的なプロトコルです。このプロトコルは、RFC 5424で定義されており、ネットワーク上のデバイスやアプリケーションからのログメッセージを一元管理することができます。

syslogプロトコルは、UDPまたはTCPを使用してメッセージを送信します。デフォルトでは、UDPポート514が使用されますが、必要に応じて別のポートを指定することも可能です。syslogメッセージは、ヘッダーとメッセージ本文で構成されています。

syslogのヘッダーには、優先度、バージョン、タイムスタンプ、ホスト名、アプリケーション名、プロセスID、メッセージIDなどの情報が含まれます。メッセージ本文は、自由形式のテキストで、ログの内容を記述します。このフォーマットにより、様々なシステムからのログを統一的に扱うことができるのです。

syslogは、ログの重要度に応じて優先度を設定できます。優先度は、facilities(ログの発生源)とseverity(重要度)の組み合わせで表現されます。これにより、ログの内容に応じた適切な処理を行うことが可能となります。

syslogを使用することで、システム管理者はネットワーク上の複数のデバイスやアプリケーションのログを一箇所で集中管理できます。これにより、問題の早期発見や原因特定、セキュリティ対策などを効率的に行うことができるのです。

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