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公開：2024-09-20

ネクイノが日本産科婦人科内視鏡学会で「スマルナ」をアピール、オンライン・ピル処方サービスの普及が進む

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ネクイノが日本産科婦人科内視鏡学会に出展
• オンライン・ピル処方サービス「スマルナ」をPR
• 医師からオンライン診療の有用性を評価

ネクイノが日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会に出展し「スマルナ」をアピール

株式会社ネクイノは2024年9月12日から14日にかけて開催された第64回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会にブース出展を行った。同社が運営するオンライン・ピル処方サービス「スマルナ」のデモ機を用いたアプリ内オンライン診察体験や関連パンフレットの配布を通じて、産科婦人科医師向けにサービスのPRを実施したのだ。^[1]

ブースを訪れた医師からは、患者からオンラインでのピル処方に関する言及が増加していることや、診察待ち時間の短縮によるメリットが指摘された。これらの反応から、オンライン・ピル処方サービスが社会に浸透し、医療現場でも受け入れられつつある様子が窺える。ネクイノは今後も学術講演会で得た知見を活かし、医療空間と体験の再設計を目指すとしている。

第64回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会は「健全な多様性の希求」をテーマに掲げ、東京都千代田区の都市センターホテルと砂防会館で開催された。大須賀穣東京大学産婦人科学講座教授が会長を務め、産科婦人科領域における内視鏡技術の最新知見や議論が交わされる場となった。

日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会の概要

学会の詳細はこちら

オンライン・ピル処方サービスについて

オンライン・ピル処方サービスとは、インターネットを介して医師の診察を受け、避妊薬であるピルの処方を受けられるサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• スマートフォンアプリなどを通じて、場所を問わず診察が可能
• 診察待ち時間の短縮や通院の手間を省略できる利便性
• 医師による適切な診断と処方に基づく安全性の確保

ネクイノが運営する「スマルナ」は2018年6月にリリースされたオンライン・ピル処方サービスで、10代から30代の女性を中心に利用されている。アプリのダウンロード数は累計120万件を超え、オンライン診察のプラットフォームとして急速に普及している。医師による診察と処方に加え、助産師や薬剤師による相談サービスも提供しており、包括的な女性の健康サポートを目指している。

オンライン・ピル処方サービスの普及に関する考察

オンライン・ピル処方サービスの普及は、女性の健康管理における利便性と医療アクセスの向上という点で大きな進歩だ。特に、地方在住者や多忙な都市部の女性にとって、時間や場所の制約なく専門医の診察を受けられることは非常に有益だろう。一方で、初診や定期的な対面診察の必要性、セキュリティやプライバシーの確保など、オンライン診療特有の課題にも十分な対策が求められる。

今後の課題としては、オンライン診療と対面診療の適切なバランスの構築が挙げられる。緊急時や複雑な症状の場合に、スムーズに対面診療へ移行できるシステムの確立が重要だ。また、若年層への性教育や避妊に関する正しい知識の普及と併せて、オンライン・ピル処方サービスを展開していくことで、より安全で効果的な避妊法の浸透につながるだろう。

将来的には、AIを活用した問診システムの導入や、他の婦人科領域のオンライン診療への拡大も期待される。ネクイノには、医療のデジタル化を先導する企業として、常に最新の技術と医療ニーズを融合させたサービスの開発を続けてほしい。オンライン・ピル処方サービスの進化が、女性の健康増進と社会進出の更なる後押しとなることを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【出展報告】第64回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会にブース出展いたしました | 株式会社ネクイノのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000208.000021661.html, (参照 24-09-20).

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