IP-RoBoが2024知財・情報フェア＆コンファレンスに出展、商標AIサービスTM-RoBoの新機能を紹介

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

IP-RoBoが「2024知財・情報フェア＆コンファレンス」に出展
TM-RoBoの新機能デモと商標AIサービス導入事例を紹介
商標AIによる業務効率向上の実例を共有予定

IP-RoBoの「2024知財・情報フェア＆コンファレンス」出展と新機能紹介

株式会社IP-RoBoは2024年10月2日から4日まで東京ビッグサイトで開催される「2024知財・情報フェア＆コンファレンス」に出展し、登壇すると発表した。同社のブースでは商標AIであるTM-RoBoの調査系機能や商標生成機能のデモンストレーションを行い、リリース予定の新機能についても紹介する予定だ。^[1]

新機能には審査段階データや類似商品役務審査基準データの追加、B+A型観念類似検索機能、漢字・英語データの大幅追加などが含まれている。これらの機能は商標調査や管理の効率化を目的としており、ユーザーの業務プロセス改善に貢献することが期待される。

また、10月3日には特設会場でTM-RoBoユーザーである株式会社ベガコーポレーションを招いたトークセッションが予定されている。ベガコーポレーションはTM-RoBoを導入し事業部での全件ファーストスクリーニング化を実現しており、商標AIツール導入の経緯や業務効率の変化について詳細な事例が共有される予定だ。

2024知財・情報フェア＆コンファレンス出展概要

項目	詳細
イベント名称	2024知財・情報フェア＆コンファレンス
開催期間	2024年10月2日（水）から10月4日（金）10：00～17：00
開催場所	東京ビッグサイト　西３・４ホール
入場料	無料（事前登録が必要）
ブース位置	W4-49
登壇日時	2024年10月3日（木）16：05～16：50
登壇場所	東京ビッグサイト内特設会場（西４ホールD会場）

イベントの詳細はこちら

TM-RoBoについて

TM-RoBoとは、IP-RoBo社が開発した商標AIサービスで、商標の生成と調査をワンストップで行うことを可能にしたツールである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

高度なAIによる商標生成と調査機能
特許庁や裁判所の専門家の判断を機械学習したAI搭載
ユーザのイメージに合わせた商標生成が可能

TM-RoBoは商標調査や管理業務の効率化に大きく貢献するツールとして注目されている。特許庁などの専門家と同等の判断をサポートする機能を持ち、企業の知財経営戦略を全面的にバックアップすることが可能だ。今回の「2024知財・情報フェア＆コンファレンス」では、このTM-RoBoの新機能や活用事例が紹介される予定となっている。

商標AIサービスTM-RoBoに関する考察

TM-RoBoのような商標AIサービスの登場は、知的財産管理の分野に革新をもたらす可能性が高い。特に事業部での全件ファーストスクリーニング化の実現は、法務部門の負担軽減と同時に、より戦略的な商標管理を可能にするだろう。一方で、AIによる判断の精度や法的な解釈の妥当性については、継続的な検証と改善が必要になると考えられる。

今後、TM-RoBoのような商標AIサービスの普及に伴い、知財専門家の役割が変化する可能性がある。AIが定型的な業務を担うことで、人間はより高度な戦略立案や複雑な判断に注力できるようになるかもしれない。その一方で、AIへの過度の依存や、人間の専門性が失われるリスクにも注意を払う必要があるだろう。

将来的には、TM-RoBoがさらに進化し、国際的な商標管理や、他の知的財産権（特許、著作権など）との連携機能を持つことが期待される。また、ブロックチェーン技術との統合により、商標の登録や管理プロセスの透明性と効率性がさらに向上する可能性もある。IP-RoBo社には、こうした技術革新を先導する役割が求められるだろう。