ビジネススキル

BUSINESS SKILLS

公開：2024-09-26

RemitAidとOBCが提携、海外取引の債権管理業務DX化を加速させ中小企業の国際展開を後押し

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• RemitAidがOBCの奉行クラウドと連携開始
• 海外取引の債権管理業務DX化を推進
• API連携によるシームレスな取引管理を目指す

RemitAidとOBCの提携による海外取引DX化の推進

株式会社RemitAidは2024年9月25日、株式会社オービックビジネスコンサルタント（OBC）と「ラクヤス振込サービス事業」においてアライアンス連携を開始したことを発表した。この提携により、OBCの「奉行クラウドConnect Partner制度」を活用し、海外企業との取引にかかる債権管理業務のDX化体験をより多くの企業に提供することが可能となる。^[1]

両社の連携では、まず販売推進を目的とした相互送客から始める予定だ。さらに、OBCの「勘定奉行クラウド」とRemitAidの「海外ラクヤス振込サービス」とのAPI連携も視野に入れており、システム面での協業も検討している。これにより、財務会計システムと海外取引における取引管理/債権管理をシームレスに行うことが可能となる。

RemitAidの「海外ラクヤス振込」サービスは、現地に支社を創ることなく海外に口座を持つことができ、取引を滑らかに実施することを可能にする。このサービスにより、現地での国内振込に対応した新しい決済サービスを提供し、お客様および海外取引先の手数料と手続きを最小化することができる。

RemitAidの海外ラクヤス振込サービスの特徴

RemitAidの公式サイトはこちら

クロスボーダー決済について

クロスボーダー決済とは、国境を越えて行われる資金の移動や支払いのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 異なる国の通貨間での為替レートの適用が必要
• 各国の金融規制や法令への対応が求められる
• 送金手数料や処理時間が国内取引より高額・長期化する傾向がある

RemitAidの「海外ラクヤス振込」サービスは、このクロスボーダー決済の課題に対応するものだ。現地口座の活用により国内振込での取引完結を可能にし、手数料や手続きの最小化を実現している。また、取引先単位での口座払い出しにより、入金確認や消込作業の効率化も図っている。

RemitAidとOBCの提携に関する考察

RemitAidとOBCの提携は、海外取引におけるDX化を大きく前進させる可能性を秘めている。特に、API連携によるシームレスな取引管理の実現は、企業の業務効率化に大きく寄与するだろう。一方で、異なるシステム間の連携には技術的な課題や、セキュリティリスクの増大などの問題が生じる可能性もある。

これらの課題に対しては、両社の技術力を結集したシステム開発や、徹底したセキュリティ対策の実施が解決策として考えられる。今後は、より多くの国や通貨への対応拡大や、AIを活用した為替リスク管理機能の追加など、さらなる機能拡充が期待される。また、中小企業向けのサポート体制の強化も重要だろう。

RemitAidとOBCの提携は、日本企業の海外展開を後押しする重要な一歩となる可能性が高い。今後は、ユーザーからのフィードバックを積極的に取り入れ、サービスの改善や新機能の開発を継続的に行うことが重要だ。両社の協力関係が深まることで、日本企業の国際競争力向上に大きく貢献することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「海外取引による債権管理業務のDX化をより多くのお客様に提供可能に！RemitAidがOBCの「奉行クラウド」と連携を開始！グローバルマルチ決済プラットフォーム「RemitAid（レミットエイド）」 | 株式会社RemitAidのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000108273.html, (参照 24-09-26).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ビジネススキル」に関するコラム一覧「ビジネススキル」に関するニュース一覧