BeeXがAWS MarketplaceでCPPOプログラム開始、セキュリティ製品の提供でクラウド活用を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約
BeeXがAWS MarketplaceでCPPOプログラムを開始
BeeXが提供するCPPOプログラムの概要
Channel Partner Private Offers（CPPO）について
BeeXのCPPOプログラム提供に関する考察
参考サイト

記事の要約

BeeXがAWS MarketplaceでCPPOプログラム提供開始
チェック・ポイントとトレンドマイクロ製品を第一弾で提供
クラウド活用推進とビジネス成長に貢献目指す

BeeXがAWS MarketplaceでCPPOプログラムを開始

株式会社BeeXは2024年9月26日、AWS MarketplaceにおいてChannel Partner Private Offers（CPPO）プログラムの提供を開始したことを発表した。CPPOプログラムは、AWSサービスパートナーがAWS Marketplace上でサードパーティー製品に独自のサービスを付加して販売できるプログラムである。ユーザー企業は導入支援サービスと共に迅速な調達が可能となり、支払いの一本化が特徴だ。^[1]

BeeXは第一弾として、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ社とトレンドマイクロ社のセキュリティ製品の提供を開始する。CPPOプログラムの適用により、顧客向け特別価格でのライセンス提供が可能になった。チェック・ポイント社からはHarmony SASEやCloudGuard CNAPPなどが、トレンドマイクロ社からはCloud One - Workload SecurityやNetwork Securityが提供される。

BeeXは今後、クラウドインテグレーターとしてのノウハウを活かし、国内外のパートナーとのアライアンスを強化していく方針だ。様々な製品・サービスをAWS Marketplaceでリリースすることで、顧客のクラウド活用推進やビジネスの成長に貢献することを目指している。AWS Marketplaceは、サードパーティーのソフトウェアやサービスを簡単に調達・管理できるデジタルカタログとして、ユーザー企業の利便性向上に寄与している。

BeeXが提供するCPPOプログラムの概要

	チェック・ポイント社製品	トレンドマイクロ社製品
主な提供製品	Harmony SASE, CloudGuard CNAPP	Cloud One - Workload Security, Network Security
特徴	顧客向け特別価格で提供	顧客向け特別価格で提供
メリット	導入支援サービスと迅速な調達	導入支援サービスと迅速な調達

CPPOプログラムの詳細はこちら

Channel Partner Private Offers（CPPO）について

Channel Partner Private Offers（CPPO）とは、AWSサービスパートナーがAWS Marketplace上でサードパーティー製品を独自のサービスと共に販売できるプログラムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

AWSサービスパートナーによる独自サービスの付加価値提供
ユーザー企業の迅速な調達と支払いの一本化
導入支援サービスなどのコストメリット

CPPOプログラムは、AWS Marketplaceの機能を拡張し、パートナー企業とユーザー企業双方にメリットをもたらす。BeeXの取り組みは、このプログラムを活用してセキュリティ製品を提供することで、顧客のクラウド活用を促進し、ビジネスの成長を支援することを目指している。AWS Marketplaceを通じた調達の簡素化と、パートナー企業の専門知識の活用が、企業のクラウド戦略実現を加速させる可能性がある。

BeeXのCPPOプログラム提供に関する考察

BeeXによるCPPOプログラムの提供開始は、クラウドサービス市場における重要な動きと言えるだろう。特にセキュリティ製品を第一弾として選択したことは、企業のクラウド移行における最大の懸念事項の一つであるセキュリティニーズに応えるものだ。一方で、今後は製品ラインナップの拡大や、他のAWSサービスパートナーとの差別化が課題となる可能性がある。

この課題に対する解決策として、BeeXはクラウドインテグレーターとしての専門知識を活かした独自のサービス開発や、特定の業界に特化したソリューションの提供などが考えられる。さらに、AI/ML関連のツールやデータ分析プラットフォームなど、今後需要が高まると予想される分野の製品をCPPOプログラムに追加することで、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを包括的に支援できるだろう。

今後、BeeXには単なる製品提供にとどまらず、クラウド移行のコンサルティングからセキュリティ運用支援まで、エンドツーエンドのサービス提供が期待される。また、AWS以外のクラウドプラットフォームとの連携や、マルチクラウド環境に対応したCPPOプログラムの展開など、より柔軟で包括的なクラウドソリューションの提供が、BeeXの成長と顧客満足度向上につながるだろう。