ニコンが新標準単焦点レンズNIKKOR Z 50mm f/1.4を発売、高コストパフォーマンスと携行性を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

Nikon より

記事の要約

ニコンがNIKKOR Z 50mm f/1.4を発売
開放F値1.4の高コストパフォーマンス
小型軽量で携行性に優れた設計

ニコンイメージングジャパンが新標準単焦点レンズNIKKOR Z 50mm f/1.4を発売

株式会社ニコンの子会社であるニコンイメージングジャパンは、ニコン Z マウントを採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ対応の標準単焦点レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.4」を2024年9月27日に発売する。本製品は明るい開放F値1.4でありながら手の届きやすい価格と優れた携行性を実現した標準単焦点レンズだ。^[1]

NIKKOR Z 50mm f/1.4は、焦点距離50mmを採用し被写体を自然な遠近感で切り取ることができる。開放F値1.4では柔らかく大きなボケで被写体をより立体的、印象的に映すことができる一方、絞り込むと被写体のディテールや質感をシャープに描写できる。ポートレートからスナップ、風景など幅広いシーンでの撮影が1本で楽しめる。

さらに、全長約86.5mm、質量約420gと小型・軽量を実現し、普段使いしやすく気軽に持ち運ぶことができる設計となっている。フォーカスブリージングの抑制など動画撮影にも配慮された設計で、本格的な動画撮影にチャレンジしたい方にも最適なレンズだ。多彩な映像表現に気軽に挑戦できる標準単焦点レンズとして、表現の幅を拡げたいユーザーを強力にサポートする。

NIKKOR Z 50mm f/1.4の主な特長まとめ

項目	詳細
マウント	ニコン Z マウント
焦点距離	50mm
最大口径比	1:1.4
レンズ構成	7群10枚（非球面レンズ1枚）
画角	47°（撮像範囲FX）、31°30′（撮像範囲DX）
寸法	約74.5mm（最大径）×86.5mm（レンズマウント基準面からレンズ先端まで）
質量	約420g

開放F値について

開放F値とは、レンズの最大口径を示す値であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

レンズに取り込める光量を決定する
被写界深度（ピントの合う範囲）に影響を与える
ボケ味の質や量を左右する重要な要素

NIKKOR Z 50mm f/1.4の開放F値1.4は、非常に明るいレンズであることを示している。この明るさにより、暗い場所での撮影や高速シャッターでの撮影が可能になる。また、浅い被写界深度を活かした大きなボケ味を生かした印象的な写真表現が可能だ。一方で、絞り込むことで被写体のディテールや質感をシャープに描写することもできるため、様々な撮影シーンに対応できる versatile なレンズとなっている。

参考サイト

^ Nikon. 「「ニコン Z マウントシステム」対応の標準単焦点レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.4」を発売 | ニュース | Nikon 企業情報」. https://www.jp.nikon.com/company/news/2024/0910_01.html, (参照 24-09-29).

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