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ダイキン工業、節電と湿度制御を両立した新型エアコン「うるさらX」を11月1日に発売

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ダイキン工業、節電と湿度制御を両立した新型エアコン「うるさらX」を11月1日に発売

ダイキン より


記事の要約

  • ダイキン工業が新型エアコン「うるさらX」発売
  • 節電と湿度コントロールを両立する新機能搭載
  • 11月1日より販売開始、快適性と省エネを実現

ダイキン工業、節電と湿度制御を両立した新型エアコン「うるさらX」を発表

ダイキン工業株式会社は、消費電力量を削減する独自機能「節電自動」に湿度コントロール技術を活かした新制御を搭載したルームエアコン「うるさらX(エックス)」を2024年11月1日に発売すると発表した。近年の電力料金や物価の上昇により、消費者の節電意識が高まっている中、温度だけでなく湿度も適切に制御することで快適で健康的な空間づくりに貢献する新モデルとなっている。[1]

新たに搭載された「節電自動」機能は、室内の温度と湿度が設定値に到達した後の安定運転時に、室内が不快にならないよう温度と湿度のバランスを取りながら消費電力量を削減する。夏は「節電除湿冷房」運転、冬は「節電加湿暖房」運転により、季節に応じた最適な温湿度制御を実現し、快適性を維持しながら節電に貢献する。

さらに、本商品は一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター主催の「令和6年度デマンドサイドマネジメント表彰」において優秀賞を受賞している。空調の必要能力に合わせて電力の抑制幅を変動させ、一時間あたり約20%の節電を実現したことが高く評価された。ダイキン工業は今後も、外部環境の変化やお客様のニーズに対応した商品開発を通じ、様々な住まいで快適な空気環境を提供していく方針だ。

うるさらX(Rシリーズ)の新機能まとめ

新「節電自動」 おかえり運転 従来機能
主な特徴 温湿度制御と節電の両立 温湿度設定機能搭載 「うるる加湿」「さらら除湿」
夏季運転 節電除湿冷房 アプリで事前設定可能 さらら除湿(リニアハイブリッド方式)
冬季運転 節電加湿暖房 アプリで事前設定可能 うるる加湿(無給水加湿)
制御方式 スイングコンプレッサー活用 GPSと連動 多段階電子膨張弁制御

デマンドサイドマネジメントについて

デマンドサイドマネジメントとは、電力の需要側(消費者側)の電力使用パターンを最適化することで、電力系統全体の効率性を向上させる取り組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 電力需要のピークカットや負荷平準化を実現
  • 省エネルギーや再生可能エネルギーの導入促進に貢献
  • 電力系統の安定性向上と設備投資の抑制に寄与

ダイキン工業の新型エアコン「うるさらX」は、このデマンドサイドマネジメントの考え方を取り入れ、空調の必要能力に応じて電力抑制幅を変動させる機能を実装している。これにより、一時間あたり約20%の節電を実現しつつ、快適性を維持することが可能となった。こうした取り組みは、家庭における電力消費の最適化と省エネルギー化に大きく寄与するものと期待されている。

参考サイト

  1. ^ ダイキン. 「ルームエアコン『うるさらX(Rシリーズ)』新発売| ニュースリリース | ダイキン工業株式会社」. https://www.daikin.co.jp/press/2024/20240926, (参照 24-09-29).

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