J-WAVE iが上田市真田地域向け地域コミュニケーションアプリ「キクもん」を提供開始、音声配信機能で地域の絆を深める

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

J-WAVE iが上田市真田地域向けアプリ「キクもん」提供開始
音声配信を特徴とする地域コミュニケーションアプリ
防災情報や地域イベント情報を効率的に共有可能

J-WAVE iの地域コミュニケーションアプリ「キクもん」が上田市真田地域でサービス開始

株式会社J-WAVE iは2024年10月1日、上田市真田地域向けに地域コミュニケーションアプリ「キクもん」の提供を開始した。このアプリは自治体向けソリューションサービス「Groupair +」をベースに構築されており、音声配信機能を特徴とした地域住民向けの情報共有プラットフォームとなっている。^[1]

「キクもん」は急速な人口減少や民間サービスの縮小が進む中山間地域において、デジタル技術を活用しながら地域住民同士のつながりを維持・強化するツールとして開発された。自治会グループや学校、サークルなどの複数の地域グループ間で音声やテキスト、PDFや画像などの情報を簡単に配信できる機能を備えており、地域の重要な連絡事項やイベント情報を効率的に共有することが可能だ。

さらに「キクもん」は、FMとうみ「はれラジ」と連携した定時音声配信機能や、Jアラートなどの緊急情報を即時に音声配信する機能も搭載している。デジタル機器を持たない家庭や高齢者向けには、事前設定済みのタブレット端末を貸し出す取り組みも実施されており、地域全体での情報共有を促進する仕組みが整えられている。

「キクもん」の主な機能まとめ

機能	概要	特徴
情報配信機能	複数グループ間で多様な形式の情報を配信	音声、テキスト、PDF、画像に対応
定時音声配信機能	FMとうみ「はれラジ」と連携した定時放送	1日9回程度の地域情報配信
緊急情報配信機能	Jアラートなどの緊急情報を即時配信	音声による迅速な情報伝達
デジタル機器非所有者対応	タブレット端末の貸し出し	高齢者や非デジタル世帯向けサポート

キクもんの詳細はこちら

Groupair +について

Groupair +とは、J-WAVE iが2015年から提供している自治体向けの音声コミュニケーション支援サービスである。このサービスの主な特徴として以下のような点が挙げられる。

防災対策と地域コミュニケーションの活性化を実現
平時と緊急時の両方に対応した情報配信システム
地域階層構造に応じた情報発信権限の管理機能

Groupair +は住民所有のスマートフォンや携帯電話、PCを活用するため、自治体側の特別な機器購入負担が少なく、比較的安価に導入できる点が特徴だ。また、自治体ごとのカスタマイズにも柔軟に対応可能で、2015年に導入された熊本県山鹿市では「やまがメイト」として住民への利用定着が進んでいる。

参考サイト

^ PR TIMES. 「自治体アプリのJ-WAVE i、上田市真田地域の地域コミュニケーションアプリ「キクもん」を提供開始 | 株式会社J-WAVE iのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000075713.html, (参照 24-10-03).

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