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公開：2024-10-03

七尾市が母子手帳アプリ『母子モ』を導入、電子版母子健康手帳の原則化に先駆け子育て支援を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 七尾市が母子手帳アプリ『母子モ』を導入
• 『ななお子育てアプリ』として10月1日より提供開始
• 電子版母子健康手帳の原則化に先駆けた取り組み

七尾市が母子手帳アプリ『母子モ』を導入し子育て支援を強化

母子モ株式会社は石川県七尾市において母子手帳アプリ『母子モ』の提供を2024年10月1日より開始した。『ななお子育てアプリ』として導入されるこのアプリは妊娠・出産・育児に関する情報管理や地域情報の配信など多様な機能を備えている。こども家庭庁が目指す令和8年度からの電子版母子健康手帳の原則化に先駆けた取り組みとなっている。^[1]

七尾市は「わくわく子育て みんなで支えあう 心豊かな七尾っ子」を基本理念に掲げ子育て環境の充実に注力している。今回の『母子モ』導入により予防接種のスケジュール管理や健診結果の記録、地域情報の配信などがスマートフォンやタブレット、PCから簡単に行えるようになった。データはクラウド上に保存されるため災害時の紛失リスクも軽減される。

『ななお子育てアプリ』は妊産婦と子どもの健康データ管理だけでなく育児日記機能や家族との情報共有機能も備えている。「できたよ記念日」機能では子どもの成長を写真と共に記録できるほか発達の目安としても活用できる。感染症などの緊急時には自治体からの最新情報も即時に配信可能で安心して子育てできる環境づくりをサポートしている。

『ななお子育てアプリ』の主な機能まとめ

『母子モ』のWebブラウザ版はこちら

電子版母子健康手帳について

電子版母子健康手帳とは従来の紙の母子健康手帳をデジタル化したものを指し主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• スマートフォンやタブレットで閲覧・記録可能
• クラウド保存によるデータ紛失リスクの軽減
• 自治体や医療機関との情報連携の容易さ

七尾市が導入した『ななお子育てアプリ』は電子版母子健康手帳の機能を含んでおりこども家庭庁が目指す令和8年度からの電子版母子健康手帳の原則化に先駆けた取り組みとなっている。アプリを通じて妊娠期から子育て期までの一貫した支援が可能となり地域全体で子育てを支える環境づくりに貢献することが期待されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「母子手帳アプリ『母子モ』が石川県七尾市で提供を開始！ | 母子モ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000286.000099909.html, (参照 24-10-03).

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