東芝テックがELERAとSkip Cartを連携、H2Oで実証実験開始、AIを活用した商品レコメンドで買い物体験向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

東芝テックがELERAとSkip Cartを連携
H2Oの阪急オアシス服部西店で実証実験開始
AIを活用した商品レコメンドを提供

東芝テックがELERAとSkip Cartの連携を発表、H2Oで実証実験を開始

東芝テック株式会社は2024年10月3日、グローバルリテールプラットフォーム「ELERA」と株式会社Retail AIのセルフレジ機能付きスマートカートシステム「Skip Cart」の連携を発表した。エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社傘下の食品スーパー阪急オアシス服部西店において同日より実証実験を開始する。既存システムとのスムーズな連携により買い物客のレジ待ち時間短縮や従業員のレジ業務軽減が期待される。^[1]

「ELERA」を通じて「Skip Cart」とH2Oの店舗システムをクラウド上で接続することで既存システムとの円滑な連携を実現した。AIを活用して「Skip Cart」上での商品レコメンドを提供し付加価値の高い買い物体験と店舗運営の効率化を検証する。東芝テックは戦略パートナーとの共創や「ELERA」の開発を推進し世界の流通イノベーションにおいて中心的役割を果たすことを目指している。

実証実験は阪急オアシス服部西店で2024年10月3日から6カ月間実施される。「Skip Cart」の利用可能時間は10時から20時までとなっている。東芝テックはRetail AIとともに新時代の買い物体験を生み出し流通の仕組みを変革する共同プロジェクトを進めており今回の実証実験を通じてさらなる革新が期待される。

東芝テックのELERAとSkip Cartの連携実証実験まとめ

	概要	期待される効果	実験詳細
連携システム	ELERA（東芝テック）とSkip Cart（Retail AI）	レジ待ち時間短縮、レジ業務軽減	阪急オアシス服部西店で実施
主な特徴	既存システムとのスムーズな連携	付加価値の高い買い物体験	2024年10月3日から6カ月間
AI活用	Skip Cart上での商品レコメンド	店舗運営の効率化	利用時間：10:00～20:00

グローバルリテールプラットフォームについて

グローバルリテールプラットフォームとは、小売業界向けの包括的なITソリューションを提供するシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

クラウドベースで複数の店舗システムを統合管理
AIやIoTなどの最新技術を活用した機能を提供
グローバル展開を視野に入れた多言語・多通貨対応

東芝テックの「ELERA」は、このようなグローバルリテールプラットフォームの一例である。Retail AIの「Skip Cart」との連携により既存の店舗システムとスムーズに統合され付加価値の高い買い物体験を実現する。今回の実証実験を通じて小売業界におけるデジタルトランスフォーメーションの加速と顧客満足度の向上が期待される。

参考サイト

^ PR TIMES. 「東芝テックのグローバルリテールプラットフォーム「ELERAⓇ」とRetail AIのセルフレジ機能付きスマートカートシステム「Skip CartⓇ」が連携 | 東芝テック株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000110317.html, (参照 24-10-04).

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