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システムクリエイトがBobCAD-CAM V37とBobCAM for Solidworks V12を発売、設計・製造プロセスの効率化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

システムクリエイトがBobCAD-CAM V37とBobCAM for Solidworks V12を発売、設計・製造プロセスの効率化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • BobCAD-CAM V37とBobCAM for Solidworks V12を発売
  • テーパーポケットやペックタッピング機能を追加
  • 輪郭フィルタや治具退避の効率化機能を実装

システムクリエイトがBobCAD-CAMの最新版を発売

株式会社システムクリエイトは、BobCAD-CAM社の最新ソフトウェア「BobCAD-CAM V37」および「BobCAM for Solidworks V12」の提供を2024年10月3日に開始した。本バージョンでは、ユーザーのフィードバックに基づき、あらゆる機能の強化と新機能が追加されており、より柔軟で効率的な設計・製造プロセスが実現可能となっている。[1]

新機能の一つとして、2次元加工モジュールにテーパーポケットが追加された。この機能により、ポケット形状のテーパー角度と壁面の上部もしくは下部を選択するだけで加工パスを簡単に作成することが可能となり、より幅広い設計ニーズに対応できるようになった。さらに、ペックタッピング機能が標準搭載され、ペックの深さを簡単に設定変更できるようになった。

また、荒加工プロセスに新たに追加された「輪郭フィルタ」機能は、閉じた輪郭と開いた輪郭を選別し、工具の直径に基づいた輪郭のフィルタリングが可能となっている。これにより、加工プロセスにおけるユーザー制御が大幅に向上し、より効率的な加工が実現可能となった。走査線加工においても、治具を考慮した加工の設定が可能となり、より時間効率を重視した加工が行えるようになっている。

BobCAD-CAM V37とBobCAM for Solidworks V12の新機能まとめ

機能 概要 メリット
テーパーポケット 2次元加工モジュールに追加 簡単かつ正確な加工パス作成
ペックタッピング 標準搭載化 ペック深さの簡易設定変更
輪郭フィルタ 荒加工プロセスに追加 ユーザー制御の向上
治具退避の効率化 走査線加工に追加 時間効率を重視した加工
システムクリエイト公式サイトはこちら

CAD/CAMソフトウェアについて

CAD/CAMソフトウェアとは、製造業において設計と製造をサポートするコンピュータソフトウェアのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 3D設計と製造プロセスの統合
  • 高精度な加工パスの自動生成
  • 様々な工作機械に対応した出力機能

BobCAD-CAMは、高機能ながら手頃な価格のCAD/CAMソフトウェアとして世界110カ国、15万以上のインストール実績を誇る。2軸から同時5軸までのミーリング・旋盤・複合加工・ワイヤ放電と幅広い加工に対応しており、ユーザーの要求レベルに応じてモジュール構成を選択できるため、スモールスタートにも適している。このような特徴により、多様な製造ニーズに柔軟に対応可能となっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「高性能3D CAD/CAM 最新バージョンの販売開始!新機能でさらなる生産性を実現! | 株式会社システムクリエイトのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000140772.html, (参照 24-10-04).

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