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公開：2024-10-05

JIPテクノサイエンスが北海道「都市開発・建設総合展2024」に初出展、社会インフラ維持管理のICTサービスを展示

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• JIPテクノサイエンスが北海道「都市開発・建設総合展2024」に初出展
• 橋梁点検現場支援アプリ『点助』など維持管理関連製品を展示
• 北海道エリアでの認知度向上と新規顧客開拓が目的

JIPテクノサイエンスの北海道「都市開発・建設総合展2024」初出展

NTTデータグループのJIPテクノサイエンス株式会社は、2024年10月9日と10日に開催される北海道「都市開発・建設総合展2024」に初出展することを発表した。同社は社会インフラを支えるICTサービスを提供するプロフェッショナル集団として、橋梁点検現場支援アプリ『点助』をはじめとする維持管理関連の製品・サービスを展示する予定だ。^[1]

JIPテクノサイエンスの初出展の目的は、北海道エリアにおける同社製品・サービスの認知度向上と新規顧客開拓である。同社は半世紀以上にわたり培ってきた独自の技術とノウハウを基に、社会基盤施設に関するソフトウェア開発・販売等のソフトウェアサービスやコンサルティングサービスを提供している。北海道札幌市にも事業所を構える同社は、この機会を通じて北海道地域のまちづくりにさらに貢献したいと考えている。

出展ブースでは、『点助』の他にスマートフォンによる道路路面性状簡易評価システム『DRIMS(ドリムズ)』、劣化予測式推定ツール、各種構造物の点検支援システム、維持管理計画策定支援システムを展示する。また、お客様それぞれの課題やニーズに沿った業務効率化・最適化を可能とするサービスの提案や新技術導入に関するサポートも行う予定だ。

JIPテクノサイエンスの出展製品・サービスまとめ

製品・サービスの詳細はこちら

ICTサービスについて

ICTサービスとは、情報通信技術（Information and Communication Technology）を活用したサービスのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 情報の収集・処理・伝達・蓄積を効率的に行う
• 業務プロセスの自動化や効率化を実現
• データ分析による意思決定支援や予測を可能にする

JIPテクノサイエンスが提供するICTサービスは、社会インフラの維持管理に特化している点が特徴的だ。橋梁点検支援アプリ『点助』や道路路面評価システム『DRIMS』などは、従来の目視や手作業による点検・評価作業をデジタル化し、効率化と精度向上を同時に実現している。これらのサービスは、高齢化が進む社会インフラの維持管理において重要な役割を果たすと考えられる。

北海道「都市開発・建設総合展2024」への出展に関する考察

JIPテクノサイエンスの北海道「都市開発・建設総合展2024」への初出展は、同社の北海道市場への本格的な参入を示唆している。北海道は広大な面積と厳しい気候条件を有しており、社会インフラの維持管理に独自の課題を抱えていることから、同社のICTサービスが大きな貢献を果たす可能性が高い。特に『点助』や『DRIMS』などのモバイルアプリケーションは、広範囲に点在するインフラの効率的な点検・評価を可能にするだろう。

一方で、北海道の建設業界におけるICT導入の現状や、地域特有のニーズとのマッチングが今後の課題となる可能性がある。積雪や凍結などの厳しい気象条件下での機器の性能保証や、地域の建設業者のデジタルリテラシー向上支援なども必要になるかもしれない。これらの課題に対しては、地元企業や自治体との連携強化、北海道の特性に特化したカスタマイズ機能の追加などが有効な解決策となるだろう。

今後、JIPテクノサイエンスには北海道の地域特性を深く理解し、それに応じたサービスの拡充や改良が期待される。例えば、積雪時の道路状況評価機能の追加や、寒冷地向けの劣化予測モデルの開発などが考えられる。また、北海道の建設業界のデジタル化推進に向けた教育プログラムの提供なども、同社の事業拡大と地域貢献の両立につながる可能性がある。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「NTTデータグループでIT×設計技術のプロフェッショナル集団である【JIPテクノサイエンス】が北海道「都市開発・建設総合展2024」に初出展！ | JIPテクノサイエンス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000131728.html, (参照 24-10-05).

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