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キヤノンITSがEDI-Master Cloudを進化させ、リテールテック大阪2024で新機能と連携オプションを展示

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

キヤノンITSがEDI-Master Cloudを進化させ、リテールテック大阪2024で新機能と連携オプションを展示

PR TIMES より


記事の要約

  • キヤノンITSがEDI-Master Cloudを展示
  • リテールテック大阪2024に出展
  • 新機能と連携オプションを紹介

キヤノンITソリューションズがEDI-Master Cloudを展示

キヤノンITソリューションズ株式会社は、2024年10月17日から18日に開催される「リテールテック大阪2024」に出展し、クラウドネイティブな次世代EDIサービス「EDI-Master Cloud」の機能や最新機能、導入事例を紹介する。EDI-Master Cloudは豊富なOpenAPIを提供し、EDIの基本機能に加え、システム間のクラウド連携や他システムとのAPI連携を実現してきた。[1]

今回の展示では、EDI-Master Cloudの特長、デモンストレーション動画、最新機能の紹介に加え、活用方法などを詳しく説明する。特に注目すべきは、新たに追加された連携オプションで、セゾンテクノロジーが提供するiPaaSクラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square」との連携や、キヤノンマーケティングジャパンが提供するデジタルドキュメントサービス「Digital Work Accelerator」との連携が可能になった。

さらに、「forAnserDATAPORT接続サービス」も提供され、金融機関向けファイル伝送サービスAnserDATAPORTとの専用回線Connecureを介した接続が実現した。これにより、AnserDATAPORT接続に必要なConnecureの敷設が不要となり、ユーザーの利便性が大幅に向上している。EDI-Master Cloudはこれらのオプションによってさらに便利になり、多様な業務ニーズに対応可能となっている。

EDI-Master Cloudの新機能まとめ

HULFT Square連携 Digital Work Accelerator連携 forAnserDATAPORT接続
主な特徴 EDIデータと基幹システム連携 電子帳簿保存法対応の長期保存 金融機関との専用回線接続
提供元 セゾンテクノロジー キヤノンマーケティングジャパン キヤノンITソリューションズ
利用条件 HULFT Squareの契約が必要 Digital Work Acceleratorの契約が必要 金融機関への申し込みが必要
EDI-Master Cloudの詳細はこちら

OpenAPIについて

OpenAPIとは、RESTful APIを記述するための標準仕様であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • APIの設計、文書化、テストを効率化
  • 人間にも機械にも読みやすいフォーマット
  • 言語やプラットフォームに依存しない汎用性

EDI-Master Cloudが提供する豊富なOpenAPIは、システム間のクラウド連携や他システムとのAPI連携を容易にしている。これにより、ユーザーは自社のシステムとEDI-Master Cloudを柔軟に統合し、データの受け渡しやプロセスの自動化を効率的に行うことができる。OpenAPIの活用は、EDIサービスの利便性向上と業務効率化に大きく貢献している。

EDI-Master Cloudに関する考察

EDI-Master Cloudの新機能と連携オプションは、企業間データ交換の効率化とシステム統合の柔軟性向上に大きく貢献する可能性がある。特にHULFT Square連携やDigital Work Accelerator連携は、データの円滑な流通と法令遵守を両立させる点で評価できる。ただし、これらのオプションを最大限に活用するためには、ユーザー企業側にも一定のIT知識と導入準備が必要となるだろう。

今後の課題として、異なるEDIサービス間の相互運用性の向上が挙げられる。業界標準のEDIフォーマットに加え、AI技術を活用したデータ変換や異常検知機能の実装も期待されるところだ。さらに、ブロックチェーン技術の導入によるデータの改ざん防止や追跡可能性の向上も、EDIサービスの信頼性を高める上で重要な要素となるだろう。

EDI-Master Cloudには、今後さらなるセキュリティ強化やユーザーインターフェースの改善が求められる。特に、中小企業でも容易に導入・運用できるような簡易版の提供や、業種別のテンプレート機能の拡充が望まれる。また、国際的なEDI標準への対応を進めることで、グローバルなビジネス展開を支援する機能の充実にも期待がかかる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「「リテールテック大阪 2024」に出展 連携オプションでさらに便利になったEDIサービス「EDI-Master Cloud」を展示 | キヤノンITソリューションズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000892.000001375.html, (参照 24-10-05).

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