ネッスーがライフ店舗で食品寄贈実証実験を開始、食品ロス削減とこども支援の両立目指す

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

ネッスーが食品寄贈の実証実験を開始
小売店の食品ロス削減とこども支援を両立
ライフ店舗で農産品・日配食品を寄贈

ネッスーの食品寄贈実証実験がスタート

ネッスー株式会社は、ライフコーポレーションおよびサスティナブルフードチェーン協議会（SFA）と連携し、2024年10月7日から食品寄贈の実証実験を開始した。この取り組みは食品ロス削減月間である10月から約2か月間行われ、小売店舗で発生する農産品と日配食品の寄贈モデルを確立することを目的としている。^[1]

実証実験では、ライフ扇大橋駅前店において通常廃棄される商品の中から寄贈可能なものを選別し、専用の受け渡し冷蔵庫に格納する。受け取り参加団体や個人は専用マッチングサイトから商品を選択し、当日中に店舗を訪問して商品を持ち帰ることができる。

この取り組みにより、店舗で排出される食品ロスの約8割を占める農産品と日配食品を廃棄することなくこども支援に活用することが可能になる。ネッスーは今後、対象品目の拡大と全国展開を目指し、食品ロス削減と地域福祉の増進の両立を図っていく。

食品寄贈実証実験の概要

	実施内容	参加団体	期待効果
実施店舗	ライフ扇大橋駅前店	こども食堂4団体	食品ロス削減
対象商品	農産品・日配食品	ひとり親世帯20世帯程度	こども支援の充実
実験期間	2024年10月7日〜11月30日	足立区（連携自治体）	地域福祉の増進
寄贈方法	専用マッチングサイト利用	ネッスー・ライフ・SFA	寄贈モデルの確立

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食品ロスについて

食品ロスとは、本来食べられるにもかかわらず廃棄される食品のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

日本の年間食品ロス量は約472万トン（令和4年度推計）
小売店での食品ロス発生量は49万トンを占める
環境問題や資源の無駄遣いにつながる社会課題

食品ロス削減は環境保護や資源の有効活用の観点から重要な課題となっている。ネッスーの実証実験は小売店での食品ロス削減とこども支援を両立させる新たなアプローチであり、年間約30万トンの食品ロス削減ポテンシャルがあると試算されている。

参考サイト

^ PR TIMES. 「食品ロス削減月間の10月から、ネッスー、ライフコーポレーションおよびSFAが連携し、ライフ店舗で食品寄贈の実証実験を開始 | ネッスー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000113664.html, (参照 24-10-08).

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