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公開：2024-10-13

KONAMIとFIFAがeスポーツで協業、eFootballを用いたFIFAe World Cupを2024年内に開催へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• KONAMIとFIFAがeスポーツで協業契約締結
• eFootballを競技タイトルとしてFIFAe World Cupを開催
• モバイルと家庭用ゲーム機で2つの大会を実施

KONAMIとFIFAのeスポーツ協業契約とFIFAe World Cup開催

株式会社コナミデジタルエンタテインメント（KONAMI）は国際サッカー連盟（FIFA）とeスポーツの発展に向けた協業契約を締結し、2024年内にeFootballを競技タイトルとする2つのFIFAe World Cupを開催すると2024年10月10日に発表した。この取り組みは世界のサッカーコミュニティの歓喜をeスポーツを通じてさらに高めることを目的としている。^[1]

FIFAe World Cupは10月10日からゲーム内予選が開始される予定で、モバイルと家庭用ゲーム機の2つの大会が開催される。各大会でFIFAe ワールドチャンピオンを決定し、すべてのコミュニティが参加できるよう設計されている。初年度の決勝大会には18の国・地域の代表が招待され、選手層や過去の成績など複合的な観点から選ばれる。

KONAMIは1995年からサッカーゲームを提供し続けており、累計販売本数と累計ダウンロード数の合計は8.5億を超えている。近年はeスポーツとリアルスポーツを組み合わせた取り組みを拡大しており、欧州プロサッカークラブチームとのeFootball Championship 2024 Club Eventや、Ｊリーグとの共同開催によるeＪリーグ eFootballなどを実施している。

FIFAe World Cup 2024の概要

FIFAe World Cup 2024の詳細はこちら

eスポーツについて

eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略称で、コンピューターゲームを使用して行う競技のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• オンラインでの対戦や大規模な大会開催が可能
• プロゲーマーの活躍や賞金制大会の増加
• 従来のスポーツと同様のチーム制や練習体制の確立

KONAMIとFIFAの協業によるFIFAe World Cupの開催は、eスポーツの更なる普及と発展に大きく貢献する可能性がある。eFootballを競技タイトルとすることで、サッカーファンとゲームファンの双方にアピールし、新たなeスポーツファンの獲得につながるだろう。また、国・地域代表としての出場形式は、オリンピックのような国際的な盛り上がりを期待させる。

FIFAe World Cupに関する考察

FIFAe World Cupの開催は、eスポーツの認知度向上と地位確立に大きく寄与する可能性がある。特に、FIFAという世界的に知名度の高い組織とKONAMIという実績あるゲーム開発企業の協業は、eスポーツの信頼性と魅力を高める強力な組み合わせとなるだろう。ただし、既存のeスポーツ大会との差別化や、ゲーム内バランス調整の公平性確保など、運営面での課題も予想される。

今後、FIFAe World Cupの成功のためには、観戦体験の向上や参加国の拡大が重要になるだろう。例えば、VR技術を活用した没入感のある観戦システムの導入や、eスポーツ選手の育成プログラムの確立などが考えられる。また、大会の持続可能性を高めるために、環境への配慮やダイバーシティの推進など、社会的責任を果たす取り組みも期待したい。

長期的には、FIFAe World Cupがオリンピックなどの伝統的な国際スポーツ大会と肩を並べる存在になる可能性もある。そのためには、eスポーツの競技性や教育的価値の認知向上、さらにはアンチドーピング対策など、従来のスポーツと同等の厳格な規律の確立が求められるだろう。KONAMIとFIFAには、eスポーツの未来を切り拓く先駆者としての役割が期待される。

参考サイト

1. ^ . 「コナミデジタルエンタテインメントとFIFAがeスポーツの協業に関する契約を締結 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメントのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001015.000050711.html, (参照 24-10-13).

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