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マネーフォワードがクラウド連結会計に注記・非財務情報収集機能を追加、グループ経営管理の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

マネーフォワードがクラウド連結会計に注記・非財務情報収集機能を追加、グループ経営管理の効率化を実現

より


記事の要約

  • マネーフォワードが連結会計システムに新機能追加
  • 注記・非財務情報の収集機能を標準機能として提供
  • グループ経営管理の効率化と開示業務の質向上を実現

マネーフォワード クラウド連結会計の新機能で財務・非財務データ統合管理が可能に

株式会社マネーフォワードは2024年10月10日、『マネーフォワード クラウド連結会計』において、グループ各社からクラウド上で財務データ以外の情報を収集・管理できる「注記・非財務情報の収集」機能の提供を開始した。この新機能により、ユーザーは連結会計システムを通じて質の高い注記・非財務情報の収集と統合管理が可能となる。[1]

新機能では親会社が経営管理や開示業務に必要な項目を任意に設定できるほか、グループ各社と認識の齟齬が生じないよう報告の目的やインストラクションの記載、データ形式の指定、関連する財務データの設定などを細かく行うことができる。これにより、グループ各社は報告の背景や提出するデータの内容・形式・関連情報をシステム上で確認しながら入力できるため、報告負荷の削減とデータ品質の向上が期待できる。

本機能は『マネーフォワード クラウド連結会計』の標準機能として追加され、連結担当者またはグループ会社担当者権限で利用中のユーザーが対象となる。これにより、財務・非財務データの蓄積と統合管理が可能になり、企業価値向上に向けたグループ経営管理の基盤としても活用できるようになった。マネーフォワードは今後も最新のテクノロジーを活用し機能提供を進めることで、グループ経営管理の課題解決に取り組む方針だ。

マネーフォワード クラウド連結会計の新機能まとめ

目的を叶える統合データ基盤 豊富な登録形式とサポート 多様化する開示要請への対応 財務・非財務横断の経営データプラットフォーム
主な特徴 グループの目的や指標を共有しながら非財務データを収集 豊富なデータ入力形式で正確性を担保 グループ横断での効率的な情報収集 財務・非財務データの蓄積と統合管理
メリット 開示目的やビジョン、計画の実現に役立つ 質の高いデータ収集を実現 組織横断で情報共有が可能 統合報告書や各種レポートに活用可能
対象ユーザー 連結担当者、グループ会社担当者 連結担当者、グループ会社担当者 連結担当者、グループ会社各部門担当者 連結担当者、グループ会社担当者
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連結会計システムについて

連結会計システムとは、企業グループの財務データを統合し管理するためのソフトウェアやプラットフォームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 複数の子会社や関連会社の財務データを一元管理
  • 連結決算書の自動作成や分析機能を提供
  • グループ内取引の相殺消去や為替換算などの処理を自動化

マネーフォワードの『マネーフォワード クラウド連結会計』は、グループ各社のデータ収集やファイル管理を効率化し、経営状況を可視化する連結会計システムだ。『マネーフォワード クラウド会計』および『マネーフォワード クラウド会計Plus』とのAPI連携によりデータを自動収集できるほか、Excelファイルのインポートにも対応しているため、他の会計システムを利用している場合でも導入が可能となっている。

参考サイト

  1. ^ . 「『マネーフォワード クラウド連結会計』、「注記・非財務情報の収集」機能を提供開始 | 株式会社マネーフォワードのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001327.000008962.html, (参照 24-10-13).

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