BAMBOO INCUBATORが新ストックオプション契約書ひな型キットを無償公開、令和6年税制に対応し専門家が開発
より
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記事の要約
- BAMBOO INCUBATORが新SOを無償公開
- 令和6年ストックオプション税制に対応
- 多数の専門家が開発に携わる
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BAMBOO INCUBATORが税制適格ストックオプション契約書ひな型キットを公開
株式会社BAMBOO INCUBATORは2024年10月10日、令和6年ストックオプション税制に対応した税制適格ストックオプションの発行要項や割当契約書などのパッケージ「シン・ストックオプション」(略称「新SO」)をオープンソースとして無償公開した。開発にはBAMBOO INCUBATORに所属する弁護士や司法書士、会計士、税理士など多数の専門家が携わっている。[1]
新SOの特徴として、さまざまな専門家が集まって開発したことが挙げられる。税制適格ストックオプションの付与実務は非常に難解であり、法務や会計、税務、労務などの総合格闘技的な要素があるため、特定の士業のみで対応することが困難な領域となっている。そのため、多様な資格を持つ専門家が知恵を持ち寄って開発を行った。
また、新SOはM&A発生時にも利用できることを標準的な条項として整備している。従来のSO雛形はM&A時に行使できないものが多く、昨今のバイアウトを想定したスタートアップシーンにおいては利用しづらいものとなっていた。新SOでは、この点を改善し、M&Aフレンドリーな設計となっている。
シン・ストックオプション(新SO)の特徴まとめ
特徴 | 詳細 |
---|---|
開発体制 | さまざまな専門家が集結 |
設計思想 | シンプルで理解しやすい |
M&A対応 | M&A発生時にも利用可能 |
自動処理 | ITツールによる自動処理に対応 |
契約変更 | 柔軟な契約変更が可能 |
管理部門向け | ステップ・バイ・ステップのフロー定義 |
開発形態 | オープンソースとして整備 |
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税制適格ストックオプションについて
税制適格ストックオプションとは、一定の要件を満たすことで税制上の優遇措置を受けられるストックオプション制度のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 権利行使時の所得税課税が繰り延べられる
- 譲渡所得として課税される
- 付与対象者や行使価額に一定の制限がある
新SOは令和6年ストックオプション税制に対応しており、最新の法改正を反映した設計となっている。これにより、スタートアップ企業は最新の税制を踏まえたストックオプション制度を容易に導入することが可能となる。また、オープンソースとして公開されているため、専門家や利用者からのフィードバックを反映し、継続的に改善されていく仕組みとなっている。
参考サイト
- ^ . 「BAMBOO INCUBATOR、税制適格ストックオプション契約書ひな型キット「シン・ストックオプション」を無償公開 | 株式会社BAMBOO INCUBATORのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000073631.html, (参照 24-10-13).
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