TDKがCEATEC 2024に出展、ニューロモルフィックデバイスなど最新技術を披露し持続可能な未来へ貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

TDKがCEATEC 2024に出展
CEATEC AWARD 2024受賞製品を展示
特設サイトで出展製品情報を公開

TDKがCEATEC 2024に出展し最新技術を披露

TDK株式会社は2024年10月15日から18日まで幕張メッセで開催される「CEATEC 2024」に出展することを発表した。今年の出展テーマは「TDK Transformation」で長期ビジョンに基づき独自の技術を組み合わせた電子デバイスにより持続可能な未来の実現に貢献する。CEATEC AWARD 2024 イノベーション部門賞を受賞した「ニューロモルフィックデバイス」も展示される。^[1]

TDKは特設サイトを公開し出展製品の情報を提供している。主力製品の最先端技術や AIソリューション自動車向け消音空間ソリューションなどが展示される。ARグラスやAR指輪 Floating Speaker PERMOなど近未来の世界を体験できるデモ展示も用意されており来場者の注目を集めることが予想される。

CEATEC AWARD 2024 イノベーション部門賞を受賞した「ニューロモルフィックデバイス」は人間の脳の神経細胞ネットワークを模倣した革新的な技術だ。TDKはスピントロニクス技術を駆使してニューロモルフィック素子「スピンメモリスタ」を開発。現在のAIの消費電力を100分の1以下に低減できる可能性がありエッジAIやIoTデバイスの進化に大きく貢献すると期待されている。

CEATEC 2024 TDK出展情報まとめ

	開催概要	主な展示内容	注目製品
詳細	日程：10月15日～18日場所：幕張メッセ	最先端技術、AIソリューション、自動車向けソリューション	ニューロモルフィックデバイス
特徴	テーマ：TDK Transformation	AR体験、近未来デモ展示	CEATEC AWARD 2024 イノベーション部門賞受賞
メリット	最新技術の一括体験	多様な製品ラインナップ	AI消費電力を100分の1に低減

CEATEC 2024 TDK特設サイトはこちら

ニューロモルフィックデバイスについて

ニューロモルフィックデバイスとは人間の脳の神経細胞ネットワークを電子部品や電子回路によって模倣して構成される革新的なAIハードウェアのことを指しており主な特徴として以下のような点が挙げられる。

人間の脳の構造を模倣した効率的な情報処理
従来のAIシステムと比較して大幅な低消費電力化
リアルタイムでの学習や適応が可能

TDKが開発したニューロモルフィックデバイスは「スピンメモリスタ」と呼ばれるニューロモルフィック素子を使用している。このデバイスは現在のAIの消費電力を100分の1以下に低減できる可能性がありエッジAIやIoTデバイスの進化に大きく貢献すると期待されている。CEATEC 2024では実際にこの技術を用いた音声分離デモンストレーションが行われ多くの来場者の注目を集めるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「《本日より開催！CEATEC 2024》CEATEC AWARD 2024 イノベーション部門賞を受賞！テクノロジーの進化と社会の変革を加速し、持続可能な未来へ貢献する製品を出展します | TDK株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000059698.html, (参照 24-10-15).

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