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WAPが新リース会計基準対応の固定資産管理システム機能をリリース、国内ERPで初の対応

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • WAPが新リース会計基準対応機能をリリース
  • HUE AssetとHUE Classic Assets Managementが対象
  • 国内初のERP/固定資産管理システムとして対応

WAPが新リース会計基準対応の固定資産管理システムを発表

株式会社ワークスアプリケーションズ(WAP)は2024年10月11日、固定資産管理システム「HUE Asset」「HUE Classic Assets Management」において新リース会計基準に対応した機能をリリースした。この対応は、2024年9月13日にASBJ(企業会計基準委員会)が公表した新リース会計基準に基づいており、ERPならびに固定資産管理システムとして国内初の対応となる。[1]

新リース会計基準では、2027年4月以降に開始する事業年度から、従来オフバランスで計上されていたリース契約(オペレーティングリース)が原則オンバランス計上となる。これにより会計処理の複雑化が予想され、経理部門の負担増が懸念されていた。WAPは、この課題に対応するため、IFRS16号対応の実績を活かし、迅速に新機能を提供した。

新機能では、リース期間の測定、付随費用等を考慮した処理など、新基準特有の会計処理に対応している。また、入力から自動計算・照会出力までの機能を幅広くサポートし、ユーザーの業務効率化を図っている。WAPは今後も、新リース会計基準への対応を支援するため、積極的な情報提供と製品開発を継続していく方針だ。

新リース会計基準対応機能の概要

項目 詳細
対象システム HUE Asset、HUE Classic Assets Management
リリース日 2024年10月11日
主な対応内容 リース期間測定、付随費用等を考慮した処理
機能範囲 入力から自動計算・照会出力まで
特徴 IFRS16号対応実績を活用した迅速な提供

新リース会計基準について

新リース会計基準とは、ASBJが2024年9月13日に公表した「リースに関する会計基準」のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • オペレーティングリースのオンバランス化
  • リース期間の測定方法の変更
  • 付随費用等を考慮した会計処理の導入

この新基準は、2027年4月以降に開始する事業年度から適用される予定であり、企業の財務諸表に大きな影響を与える可能性がある。WAPの新機能リリースは、この基準変更に対する企業の準備を支援するものだ。特にIFRS16号対応の実績を活かした迅速な対応は、多くの企業にとって有益な選択肢となるだろう。

参考サイト

  1. ^ ワークスアプリケーションズ. 「「HUE Asset」が新リース会計基準対応機能をリリース ~国内初、IFRS16号対応実績を活かし迅速に提供~|ERP:大手企業向けERPパッケージ「HUE」 / ワークスアプリケーションズ」. https://www.worksap.co.jp/news/2024/1011/, (参照 24-10-17).

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