鈴茂器工が「おむすび製造半自動化システム」を開発、大阪・関西万博の象印ブースで導入へ
PR TIMES より
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記事の要約
- 鈴茂器工が「おむすび製造半自動化システム」を開発
- 象印マホービンが大阪・関西万博でおにぎり専門店に導入決定
- スズモフェア2024東京で試作機を初お披露目
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鈴茂器工の新製品「おむすび製造半自動化システム」が大阪・関西万博で導入へ
鈴茂器工株式会社は、新製品「おむすび製造半自動化システム(仮称)」を開発し、象印マホービン株式会社が2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で展開するおにぎり専門店に導入することを2024年10月16日に発表した。この新システムは、2025年4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博期間中、常設で稼働する予定だ。[1]
新製品の開発背景には、両社の「おいしいおにぎりを世界中の人々へ届けたい」という共通の思想がある。象印は炊飯ジャーメーカーとして、世界中にごはん好きを増やすことを長期的な目標に掲げており、鈴茂器工も『食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ』をビジョンに掲げている。両社の思想が共鳴し、今回の取り組みが実現したのだ。
「おむすび製造半自動化システム」は、2024年10月23日・24日に東京池袋サンシャインシティ文化会館で開催される自社主催の展示会「スズモフェア2024東京」で試作機が初お披露目される。実際に機器が稼働し、おにぎりを作る工程が見られるのはこの展示会が初となる。鈴茂器工の技術と象印の炊飯技術が融合した新システムに、業界からの注目が集まっている。
「おむすび製造半自動化システム」の特徴まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
操作方法 | 手元の非接触センサーに手をかざすだけ |
主な工程 | 計量→盛付→手均し・具材→成形→チャック搬送→海苔付け→コンベア搬送 |
技術の特徴 | ご飯一粒一粒を傷めることなく攪拌し、空気を抱くようパラパラと成形・計量 |
生産能力 | 360個/h |
オーダーシステム | スマートフォンでの商品選択、店頭チェックインによる生産連動 |
特長 | 注文を受けてから作り始めるため、出来立てのおにぎりを提供可能 |
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ご飯盛り付けロボットFuwaricaについて
ご飯盛り付けロボットFuwaricaとは、鈴茂器工が開発した自動ご飯盛り付け装置のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- ご飯を均一に盛り付ける高度な技術を搭載
- 人の手作業に近い、ふんわりとした盛り付けが可能
- 効率的な生産ラインの構築に貢献
Fuwaricaは、今回開発された「おむすび製造半自動化システム」の中核を担う技術として組み込まれている。このロボットによって盛り付けられたご飯は、半自動でおにぎりに仕上げられていく。Fuwaricaの技術は、大阪・関西万博でのおにぎり専門店での活用を通じて、世界中の人々に日本のおにぎり文化を伝える重要な役割を果たすことが期待されている。
「おむすび製造半自動化システム」に関する考察
「おむすび製造半自動化システム」の開発は、日本の食文化を世界に発信する上で画期的な取り組みだ。大阪・関西万博という国際的なイベントでの導入により、日本のおにぎり文化が世界中の人々に認知される機会が広がるだろう。一方で、機械化による伝統的な手作りの味や温もりの喪失を懸念する声も予想される。
今後の課題として、多様な具材や形状への対応が挙げられる。世界各国の食文化や好みに合わせたおにぎりの製造が求められる可能性があり、システムの柔軟性と拡張性が重要になってくるだろう。解決策としては、AIを活用した具材の配合最適化や、モジュール化された構造による容易なカスタマイズが考えられる。
将来的には、このシステムを基盤として、より幅広い日本食の自動製造技術への発展が期待される。例えば、寿司や弁当など、他の日本食製品への応用が考えられる。また、食品ロス削減や衛生管理の向上など、SDGsへの貢献も視野に入れた技術革新が求められるだろう。鈴茂器工と象印マホービンの協業が、日本の食文化技術の新たな地平を切り開くことを期待したい。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「【鈴茂器工】ご飯盛り付けロボットFuwaricaを連携させた「おむすび製造半自動化システム(仮称)」を開発 大阪・関西万博にて象印マホービン株式会社が展開するおにぎり専門店に導入決定‼ | 鈴茂器工株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000067066.html, (参照 24-10-18).
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