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公開：2024-10-18

パナソニック産機システムズが移動型出店ソリューション「HAKOSOL」を発表、トレーラーハウスを活用した新たな店舗形態で小売・飲食業界の課題に対応

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• パナソニックがトレーラーハウス活用の新店舗形態を開発
• 移動型出店ソリューション「HAKOSOL」を2024年11月から販売開始
• 店舗立地開拓から保守まで全面的にサポートするソリューション事業

パナソニック産機システムズが移動型出店ソリューション「HAKOSOL」を発表

パナソニック産機システムズ株式会社は、小売業や飲食業向けに移動型出店ソリューション「HAKOSOL（ハコソル）」を開発し2024年11月より販売開始することを発表した。本ソリューションは、トレーラーハウスに業務用設備を組み合わせてレイアウト設計し、トレーラー店舗としてパッケージで提案するものだ。^[1]

HAKOSOLは、商圏調査などの店舗立地開拓から、トレーラー店舗の設計・提案、生産・手配、施工・搬送・試運転、点検・保守まで、全面的にサポートするソリューション事業となっている。新規出店の困難さや建設費・人件費の上昇などの課題に対応し、遊休地や狭小地、広すぎる駐車場、期間限定の場所など、これまで出店の対象ではなかった立地への展開を可能にした。

トレーラー店舗の特徴として、出店・閉店・リロケーションが柔軟かつ戦略的に行えることが挙げられる。イベント等の期間限定出店や被災地支援としての活用も容易で、閉店時も解体不要でリロケーション可能なため廃棄物を出さない。このようなトレーラー店舗の運営を通して、サーキュラーエコノミーに取り組むことでESG経営の実現につながるとしている。

HAKOSOLの主な特長まとめ

HAKOSOLの詳細はこちら

サーキュラーエコノミーについて

サーキュラーエコノミーとは、資源の効率的な利用や廃棄物の削減を目指す経済モデルのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 製品の長寿命化や再利用を促進
• 廃棄物を出さない循環型の生産・消費システムを構築
• 環境負荷の低減と経済成長の両立を目指す

HAKOSOLのようなトレーラー店舗は、サーキュラーエコノミーの考え方に沿った取り組みといえる。店舗の解体不要でリロケーションが可能なため、廃棄物の削減に貢献する。また柔軟な出店戦略により、遊休地の有効活用や期間限定イベントへの対応など、資源の効率的な利用にもつながるのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「移動型出店ソリューション「HAKOSOL」販売開始 | パナソニックグループのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005952.000003442.html, (参照 24-10-18).

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