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COMPASSがキュビナと学校図書デジタル教科書の相互連携機能を実装、個別最適化学習の実現へ前進

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

COMPASSがキュビナと学校図書デジタル教科書の相互連携機能を実装、個別最適化学習の実現へ前進

PR TIMES より


記事の要約

  • キュビナがデジタル教科書と相互連携機能を実装
  • 東京都町田市の小学校で実証実験を開始
  • AIによる個別最適化学習の実現を目指す

学校図書のデジタル教科書とキュビナの相互連携機能の実装

株式会社COMPASSは2024年10月22日、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」と学校図書株式会社のデジタル教科書との相互連携機能を実装したことを発表した。東京都町田市内の市立小学校において、デジタル教科書とAI型教材の連携による学習効果に関する実証実験を開始することが決定している。[1]

デジタル教科書からキュビナへの遷移では、教科書上のキュビナのアイコンをタップすることで対応する問題にジャンプし演習が可能となった。キュビナからデジタル教科書への遷移においても、問題画面の教科書アイコンをタップすることで該当ページへの移動が実現している。

東京都町田市の小学校5・6年生計294人を対象に、2024年9月から12月にかけて算数の科目で実証実験が実施される。GIGAスクールの1人1台端末環境において、子どもたちの個別最適な学びの実現に向けた取り組みが本格化している。

キュビナと学校図書デジタル教科書の連携機能まとめ

項目 詳細
実証期間 2024年9月~2024年12月
対象児童 町田市の小学校5・6年生 計294人
対象科目 算数
主な機能 デジタル教科書とAI型教材の相互連携
特徴 AIによる個別最適化された問題提供
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アダプティブラーニングについて

アダプティブラーニングとは、個々の学習者の理解度や進捗に応じて最適化された学習コンテンツを提供する教育手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • AIによる学習者の習熟度分析
  • 個別最適化された問題の自動出題
  • リアルタイムでの学習進捗管理

キュビナでは累計解答数が25億件を突破し、全国170以上の自治体、約2,300校で100万人以上が利用している。アダプティブラーニングにより、学習者一人ひとりの理解度に合わせた効果的な学習環境を提供している。

キュビナのデジタル教科書連携に関する考察

キュビナと学校図書のデジタル教科書の相互連携は、従来の教科書と教材の垣根を越えた画期的な取り組みである。教科書と問題演習をシームレスに行き来できる機能により、学習者の理解度向上と学習効率の改善が期待できるだろう。

今後の課題として、デジタル教材とデジタル教科書の連携における技術的な安定性の確保が挙げられる。また、教員側の操作習熟度や児童の端末操作スキルの差異による学習効果への影響も考慮する必要がある。

将来的には、AIによる学習履歴の分析結果を活用した教科書コンテンツの動的な提示や、教科横断的な学習支援機能の実装が望まれる。個別最適化学習の更なる進化により、公教育のデジタルトランスフォーメーションが加速するだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「学習eポータル+AI型教材「キュビナ」、学校図書のデジタル教科書とのアプリケーション間相互連携機能を実装、東京都町田市の小学校にて実証を開始 | 株式会社COMPASSのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000024557.html, (参照 24-10-23).

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