セキュリティ

SECURITY

公開：2024-10-23

シフトメーションが情報セキュリティマネジメントシステムの認証を取得、クラウドサービスの信頼性向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• シフトメーションがISMS認証を取得
• ISO/IEC 27001とJIS Q 27001に準拠
• 情報セキュリティ管理体制の強化を実現

シフトメーションのISMS認証取得による情報セキュリティ強化

株式会社シフトメーションは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格ISO/IEC 27001:2022および国内規格JIS Q 27001:2023を2024年10月6日に取得した。SGSジャパン株式会社による認証により、クラウド型ソフトウェアの企画・開発・運営・提供における情報セキュリティの管理体制が国際基準に達していることが証明されている。^[1]

勤務シフト自動作成サービスShiftmationとシフトからはじめるタレントマネジメントShiftmation PLAYBOOKの運営にあたり、顧客からの情報管理に対するニーズの高まりを受けて認証取得に至った。この認証取得によって情報セキュリティの信頼性が向上し、より多くの顧客に安心してサービスを提供できるようになるだろう。

シフトメーションは2015年1月に設立され、東京都千代田区を拠点にクラウド型ソフトウェアの開発・提供を行っている。情報セキュリティマネジメントシステムの認証取得により、顧客の業務効率化とビジネスの成長をより安全にサポートできる体制が整備された。

ISMS認証取得の概要

シフトメーションの詳細はこちら

情報セキュリティマネジメントシステムについて

情報セキュリティマネジメントシステムとは、組織の情報セキュリティを体系的に管理・運用するための仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 機密性・完全性・可用性の3要素を重視
• 第三者機関による公正な評価を実施
• 国際規格に基づく体系的な管理体制

情報セキュリティマネジメントシステムの認証取得により、企業は顧客データや機密情報を適切に保護する体制を整備できることが大きな利点となっている。シフトメーションにとってもクラウドサービス提供における情報セキュリティの信頼性向上につながり、より多くの企業に安心してサービスを利用してもらえる環境が整備された。

ISMS認証取得に関する考察

シフトメーションのISMS認証取得は、クラウドサービス提供企業としての信頼性向上に大きく寄与することが期待される。特に情報セキュリティに対する意識が高まる現代において、国際規格に準拠した管理体制の構築は顧客企業からの信頼獲得において重要な要素となっているだろう。

一方で、ISMS認証の維持には継続的な運用管理とコストが必要となり、組織全体での取り組みが求められる。認証取得後も定期的な内部監査や従業員教育、セキュリティポリシーの見直しなど、持続的な改善活動が必要不可欠となってくるはずだ。

今後は認証取得を基盤として、さらなる情報セキュリティ対策の強化が望まれる。クラウドサービスを取り巻く脅威は日々進化しているため、最新のセキュリティ技術の導入や運用体制の改善を継続的に行っていく必要があるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「株式会社シフトメーション、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得 | 株式会社シフトメーションのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000016327.html, (参照 24-10-23).

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