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ライフデザイン・カバヤがCLTハイブリッド構法の木造住宅を発売、高耐震性能と長期居住性を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ライフデザイン・カバヤがCLTハイブリッド構法の木造住宅を発売、高耐震性能と長期居住性を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • CLTパネルを用いた耐力壁搭載の注文住宅を発売
  • 八角形パネルで地震に強い構造を実現
  • 端材活用でカーボンニュートラルに貢献

ライフデザイン・カバヤのCLTハイブリッド構法による木造住宅

ライフデザイン・カバヤ株式会社は木造戸建て住宅の耐震性能を向上させるCLTハイブリッド構法を開発し2024年10月3日より販売を開始した。従来の木造軸組工法における筋交い部分をCLTパネルによる耐力壁に置き換えることで高い耐震性能を実現し長期居住を可能にしている。[1]

CLTパネルを用いた耐力壁は高さ2400~2800ミリ幅800ミリ程度の八角形パネルを採用することで地震時のコーナー部への応力を分散させる構造となっている。実大振動台実験では震度5~7相当の地震波を70回入力しても構造部に損傷がみられないという優れた耐震性能を発揮した。

CLTパネル耐力壁の制作時に発生する端材はスマートフォン用木製スピーカーとして有効活用することでカーボンニュートラルの実現に貢献する取り組みを行っている。販売エリアは西日本を中心に展開し新設のフランチャイズネットワークを通じて中部東日本へも拡大する予定だ。

CLTハイブリッド構法の特徴まとめ

項目 詳細
パネルサイズ 高さ2400~2800ミリ×幅800ミリ×厚さ60ミリ
パネル形状 八角形(コーナー部の応力分散)
耐震性能 震度5~7相当の地震波70回入力でも損傷なし
環境配慮 端材を木製スピーカーに活用
販売エリア 西日本中心、中部・東日本へ展開予定
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CLTについて

CLTとは木材のひき板を繊維方向が直交するように積層接着した建築材料のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 高い強度と耐震性能を持つ木質材料
  • 大型建築物にも使用可能な構造用パネル
  • 従来の木造建築より優れた耐火性能

CLTは木造建築の新たな可能性を広げる革新的な建材として注目を集めており木材の有効活用による環境負荷低減にも貢献している。ライフデザイン・カバヤはこのCLTを住宅用の耐力壁として最適化することで高い耐震性能と長期居住性を両立させた木造住宅を実現した。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【新商品】CLTパネルを用いた耐力壁を標準搭載した戸建て注文住宅を発売開始 | ライフデザイン・カバヤ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000272.000026371.html, (参照 24-10-23).

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