日本ペイントが重防食用新製品ダンジオーラを発売、高防食機能と省工程化で塩害対策を実現
PR TIMES より
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記事の要約
- 日本ペイントが新製品ダンジオーラを発売
- 高防食と塩害対策を実現する省工程システム
- 塗り替え周期延長とコスト低減に貢献
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日本ペイントの新製品ダンジオーラによる重防食分野の革新
日本ペイント株式会社は2024年10月29日より、重防食用分野で新しい塗料システム「ダンジオーラ」の販売を開始することを発表した。京都マテリアルズと協働開発したこのシステムは高防食高遮断・さび転換機能・残存塩分適性技術を搭載し防食領域の常識を覆す性能を実現している。[1]
この新システムは従来品と比較して水や酸素、塩分などの腐食因子が透過しにくい塗膜構造を実現するとともに、経時により塗装初期の状態よりも遮断性が向上する革新的な技術を採用している。さらに素地調整でさびを除去しきれないような環境においても早期にさびを安定構造に変化させ優れた防食性を発揮することが可能だ。
従来の塩害仕様では4工程が主流であったところを2工程に削減することが可能となり、下塗り1回塗りで2回塗りと同等の効果を発現することができる。上塗りを厚膜化することで中塗り工程を削減し、塗料使用量の削減による環境負荷低減にも貢献している。
ダンジオーラシステムの特長まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | ダンジオーラE下塗、ダンジオーラU上塗HB |
特長 | 腐食因子侵入抑制、さび転換機能、残存塩分適性 |
容量 | 下塗り20kgセット、上塗り13.5kgセット |
色相 | 下塗り:ホワイト・グレー、上塗り:各色 |
発売日 | 2024年10月29日 |
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腐食因子について
腐食因子とは、金属材料の腐食を引き起こす物質や環境要因のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 水分や酸素による化学反応の促進
- 塩分による金属表面の劣化加速
- 環境中の酸性物質による腐食の進行
特に海沿いの工場やプラント設備では、海からの飛来塩分が重大な腐食因子となり早期の劣化を引き起こす可能性が高い。このような環境下では従来の防食技術では十分な保護ができず、頻繁な塗り替えが必要となっていたが、新製品ダンジオーラはこれらの課題を解決する革新的な技術を搭載している。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「重防食用分野で新製品「ダンジオーラ」発売 | 日本ペイントホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000349.000007223.html, (参照 24-10-23).
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