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LINEヤフーがLINE VOOMストーリー機能の不具合を公表、ブロック設定者間での情報表示制御に問題

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • LINE VOOMストーリーで情報表示の不具合が発生
  • ブロック設定者間で制限すべき情報が表示
  • 2024年9月12日に不具合は修正完了

LINE VOOMストーリー機能で情報表示の不具合が発生

LINEヤフーは2024年10月24日、LINE VOOMのストーリー機能において表示制御されるべき一部の情報が特定の条件下で表示される不具合があったことを発表した。LINE VOOMのストーリー機能は24時間のみ視聴可能な動画や静止画を投稿できる機能であり、ブロック関係にある当事者間でも本来表示を制限しなければならないストーリーが誤って表示される状況が確認された。[1]

不具合の発生期間は2024年8月29日18時30分から2024年9月12日17時07分までであり、全体公開設定でストーリーを投稿した場合に限り発生していたことが判明した。LINE VOOMのブロック機能はLINE VOOM内でのみ特定のユーザーの投稿やストーリーを表示しない機能であり、LINEの友だちのブロックとは異なる機能であることも明らかにされている。

不具合の原因は、ストーリー機能の改修時にVOOMブロック情報に関するAPI参照を誤って除外してしまったことにあった。LINEヤフーは本事象の発生を深く反省し、再発防止に努めることを表明するとともに、ユーザーからの問い合わせ窓口を設置し対応を進めている。

LINE VOOMストーリー機能の不具合情報まとめ

項目 詳細
発生期間 2024年8月29日18:30〜2024年9月12日17:07
影響を受けた設定 全体公開設定でのストーリー投稿
不具合の内容 ブロック関係者間でのストーリー表示制御の不具合
原因 VOOMブロック情報のAPI参照除外
対応状況 2024年9月12日に修正完了
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VOOMブロック機能について

VOOMブロック機能とは、LINE VOOM内で特定のユーザーの投稿やストーリーを表示制限するための機能のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • LINE VOOM内でのみ有効な独立した機能
  • 特定ユーザーの投稿やストーリーを非表示に設定可能
  • LINEの友だちブロックとは異なる仕組み

LINE VOOMのブロック機能はVOOMプラットフォーム内でコンテンツの表示を制御するために実装された専用の機能であり、LINEのメッセージやその他のサービスには影響を与えない仕組みとなっている。今回の不具合では、ストーリー機能の改修時にVOOMブロック情報のAPI参照が誤って除外されたことで、本来表示されるべきでないコンテンツが表示される状況が発生した。

LINE VOOMストーリー機能の不具合に関する考察

LINE VOOMのストーリー機能における今回の不具合は、ユーザーのプライバシー設定に関わる重要な問題であることが浮き彫りとなった。特にSNSプラットフォームにおいて、ブロック機能は利用者の快適なコミュニケーション環境を保つための重要な機能であり、その信頼性が損なわれたことは大きな課題となるだろう。

今後は機能改修時のテスト体制をより強化し、特にプライバシーに関連する機能については慎重な確認プロセスを設けることが必要となる。API参照の変更を含む改修作業においては、セキュリティチェックリストの作成や、段階的なロールアウトによる影響範囲の最小化なども検討すべき対策となるだろう。

また、LINE VOOMのような大規模プラットフォームでは、機能改修による予期せぬ影響を最小限に抑えるための監視体制の強化も重要である。今回の事例を教訓として、ユーザープライバシーの保護をより一層強化し、安全で信頼性の高いサービス提供を目指すことが期待される。

参考サイト

  1. ^ LINEヤフー. 「LINE VOOMのストーリーにおける情報表示不具合に関するお知らせとお詫び|LINEヤフー株式会社」. https://www.lycorp.co.jp/ja/privacy-security/announcement/009480/, (参照 24-10-26).

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