経済

ECONOMY

公開：2024-10-26

JRグループが青春18きっぷを大幅リニューアル、自動改札機対応と3日間用の新設で利便性が向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 青春18きっぷが自動改札機に対応しリニューアル
• 3日間用が新たに追加され価格は1万円に設定
• 連続する3日間または5日間の利用に制限

JRグループによる青春18きっぷの大幅リニューアル

JRグループは2024年10月24日、全国のJR線普通・快速列車の普通車自由席などに乗り放題となる「青春18きっぷ」のリニューアルを発表した。自動改札機での利用に新たに対応し、従来の5日間用に加えて3日間用が新設されることになった。^[1]

新たに導入される3日間用の価格は1万円で、5日間用は1万2050円となり、利用者は連続する3日間もしくは5日間での使用が必須となった。北海道新幹線オプション券も用意され、新青森から木古内までの区間が4500円で利用可能になる仕組みだ。

青春18きっぷのリニューアルによって、JR西日本宮島フェリーやBRT（バス高速輸送システム）も利用できる仕様は引き続き継承されることになった。販売期間は2024年11月26日から2025年1月8日までとなり、利用期間は2024年12月10日から2025年1月10日までとなっている。

青春18きっぷのリニューアル内容まとめ

BRTについて

BRTとは「Bus Rapid Transit（バス高速輸送システム）」の略称で、専用レーンや優先信号を活用した高速輸送を実現するバスシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 専用走行空間による定時性の確保
• 鉄道に準じた大量輸送が可能
• 鉄道と比較して低コストでの整備が可能

青春18きっぷで利用可能なBRTには、気仙沼線BRT（柳津～気仙沼間）や大船渡線BRT（気仙沼～盛間）、JR九州バスの日田彦山線BRT（添田～日田間）などが含まれている。これらの路線は鉄道からBRTに転換された経緯があり、地域の重要な交通インフラとして機能している。

参考サイト

1. ^ JR東日本：東日本旅客鉄道株式会社. 「「青春 18 きっぷ」「青春 18 きっぷ北海道新幹線オプション券」の発売について 」. https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241024_ho01.pdf, (参照 24-10-26).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「経済」に関するコラム一覧「経済」に関するニュース一覧