TwoFiveがメールシステムのセキュリティ対策スコアリングサービスMXSCORE/25を提供開始、約70項目の調査で脆弱性を可視化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

TwoFiveがMXSCORE/25の提供を開始
約70項目のセキュリティ対策状況を評価
事業部からサプライチェーンまで調査可能

TwoFiveが新セキュリティスコアリングサービスを発表

株式会社TwoFiveは、メールシステムのセキュリティ対策スコアリングサービス「MXSCORE/25」を2024年10月24日より提供開始した。MXSCORE/25は企業・組織のメールシステムを安全かつ安定的に運用するために必要な約70項目を調査してスコアリングを行い、課題や対応のプライオリティを可視化する画期的なサービスとなっている。^[1]

MXSCORE/25は、MTAサーバーやメールボックスサーバー、DNSレコードなどについて徹底的な調査を実行し、A・B・C・D・Fの5段階でスコアリングを行う仕組みを採用している。調査結果はダッシュボードで全体の概況を把握でき、項目別分析では対応状況の詳細な記載と推奨される対策も提示されるだろう。

DMARC/DKIM/SPFなどの送信ドメイン認証の設定状況やレコード構文の確認機能も実装されており、メール到達性の問題解決にも活用できる体制が整備された。CVE情報に基づく脆弱性対応の判断支援や、メール通知やSlack通知による状況変化の把握など、包括的なセキュリティ管理を実現している。

MXSCORE/25の主な機能まとめ

項目	詳細
提供開始日	2024年10月24日
評価項目数	約70項目
評価方式	A、B、C、D、Fの5段階評価
主な調査対象	MTAサーバー、メールボックスサーバー、DNSレコード
通知機能	メール通知、Slack通知、アプリケーション内通知
契約形態	年間契約またはスポット契約

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DMARCについて

DMARCとは、電子メールの送信ドメイン認証技術の一つであり、なりすましメール対策として重要な役割を果たしている。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

SPFやDKIMと連携して送信元の正当性を確認
不正なメール送信をブロックし迷惑メールを防止
メール認証結果の集計レポートを提供

企業のメールシステムにおいてDMARCの設定は重要な要素であり、MXSCORE/25ではDMARCレコードのポリシーや文法、PCTタグなどの詳細な評価を行うことが可能となっている。これにより送信ドメイン認証の設定状況を正確に把握し、メールセキュリティの向上に活用できる仕組みが整備されているのだ。

参考サイト

^ TwoFive. 「TwoFive、メールシステムのセキュリティ対策スコアリングサービス「MXSCORE/25」提供開始 | ニュース & プレスリリース | TwoFive」. https://www.twofive25.com/news/20241024_mxscore25.html, (参照 24-10-26).

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