Liberty DataがAI図面解析・DB化機能の無償トライアルを開始、開発設計業務の効率化に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

Liberty DataがAI図面解析・DB化の無償トライアル版を提供開始
OCRに依存せず図面から意味のある情報を自動抽出可能
AIによる表記ゆれの自動修正機能で検索性が向上

Liberty DataのAI図面解析・DB化機能によるデータ活用の効率化

Liberty Dataは2024年10月25日に図面を扱う開発・設計業務の効率化に特化したデータ活用プラットフォーム「DSP for MechaInformatics」の一部機能である「AI図面解析・DB化」の無償トライアル版の提供を開始した。図面管理システムへの大量データ登録や表記ゆれの修正などの課題を解決する機能を実装している。^[1]

新機能のAI図面解析は従来のOCRとは異なり図面から全長や重要寸法などの意味を持つ情報を自動抽出することが可能となっている。AIによる自動的な名寄せ機能により部品名などの表記ゆれを修正し検索性を向上させることで過去の類似設計の活用を促進するだろう。

本サービスは開発・設計業務のメカインフォマティクス化を支援するデータ活用プラットフォームとして位置づけられている。図面検索や製図をはじめとした開発・設計業務全体の自動化により業務改善を実現することが可能となり開発効率の向上に貢献している。

AI図面解析・DB化機能の特徴まとめ

項目	詳細
主な機能	図面からの意味情報の自動抽出、表記ゆれの自動修正
対象業務	開発・設計業務の効率化、図面管理システムの活用
利用方法	Webブラウザ上で図面アップロード、AI解析実行、DB登録
導入効果	検索性向上、類似設計活用、業務自動化

DSP for MechaInformaticsの詳細はこちら

メカインフォマティクスについて

メカインフォマティクスとは機械設計・開発におけるデータ活用を指す概念で以下のような特徴を持つ。

設計データのデジタル化と統合管理
AIによる図面解析と知識抽出
過去の設計資産の効率的な活用

メカインフォマティクスの実現には図面データの構造化と活用が重要な要素となっている。Liberty DataのAI図面解析・DB化機能は図面からの自動的な情報抽出と表記ゆれの修正により従来の手作業による図面管理システムへのデータ登録作業を大幅に効率化することが可能だ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「AI図面解析によるOCRに依存しないデータベース化のトライアルを提供開始／図面を扱う開発・設計業務の効率化に特化したデータ活用プラットフォーム「DSP for MechaInformatics」 | 株式会社Curiositasのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000107091.html, (参照 24-10-26).

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