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ディエスジャパンが脱炭素経営EXPO2024秋に出展、会計データだけでCO2排出量を見える化できるファストカーボンに注目が集まる

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ディエスジャパンが脱炭素経営EXPO2024秋に出展、会計データだけでCO2排出量を見える化できるファストカーボンに注目が集まる

PR TIMES より


記事の要約

  • ディエスジャパンが脱炭素経営EXPO2024秋に出展
  • CO2排出量を自動算出できるファストカーボンを提案
  • 3日間で約1400人がブースに来場

ディエスジャパンのファストカーボンによるCO2排出量の見える化システム

株式会社ディエスジャパンは、幕張メッセで開催された第5回脱炭素経営EXPO2024秋に2024年10月2日から4日までの3日間出展した。会計情報と紐づけてCO2排出量を自動算出できるツール「ファストカーボン」を中小企業向けに提案し、ブースでのサービス紹介やデモンストレーション、セミナーなどを実施したのである。[1]

ファストカーボンの特許取得済みの技術により、使い慣れた会計データだけでCO2排出量を簡単に見える化することが可能になっている。OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーション参加企業やイタリアCRIF社との連携により、CO2排出量の見える化から脱炭素施策まで包括的な提案を行うことができるだろう。

展示会では製造業や卸売業、小売業、運輸業など幅広い業界からの来場があり、CO2排出量の換算に関する具体的なニーズが確認された。特に中小企業からは専門人員の配置が難しいという課題が多く寄せられ、ファストカーボンの簡単な操作性と低コスト性に高い関心が集まっている。

ファストカーボンの業種別導入状況

項目 詳細
主要導入業種 製造業(約3割)、卸売業・小売業、運輸業
対象データ 会計帳簿のデータ
算出可能範囲 Scope1・2、Scope3上流(カテゴリー1~8)
特許情報 特許第6896315号、特許第6864404号取得済み
主な採用実績 OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーション、大阪府議会
ファストカーボンの導入事例はこちら

CO2排出量の自動算出について

CO2排出量の自動算出とは、事業活動における二酸化炭素の排出量を会計データから自動的に計算するシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 事業活動の支出から活動量を特定し排出量を算出
  • 専門知識がなくても会計データだけで計算可能
  • 国際規格に準拠した信頼性の高い算出方式

この技術では、事業活動でのCO2排出量を「活動量」と「排出原単位」の掛け算で算出することが可能だ。会計データに記録された支出額を適切な排出原単位と掛け合わせることで、専門知識がなくてもCO2排出量を正確に計算できるのである。

ファストカーボンのCO2排出量見える化に関する考察

ファストカーボンは中小企業のカーボンニュートラル対応における課題を効果的に解決する可能性を秘めている。特に専門人材の確保が困難な中小企業にとって、会計データを活用した自動算出システムは導入障壁を大きく下げることができるだろう。

一方で、今後はより詳細な排出量データや業界特有の排出係数への対応が求められる可能性がある。このような要求に対しては、業界団体との連携強化やデータベースの拡充によって、より精緻な算出を実現することが解決策として考えられるだろう。

また、国際的な環境規制の強化に伴い、サプライチェーン全体でのCO2排出量管理がより重要になっていく。ファストカーボンには大企業と中小企業をつなぐプラットフォームとしての発展が期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「<出展報告>脱炭素経営EXPO2024【秋】(10月2日~4日)に出展、会計データだけでCO2排出量を見える化できる「ファストカーボン」に注目 | 株式会社ディエスジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000143846.html, (参照 24-10-30).

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