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エレキットが格闘ゲーム向け自作コントローラーキットLABOXを開発、初心者でも組み立て可能な設計で注目を集める

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

エレキットが格闘ゲーム向け自作コントローラーキットLABOXを開発、初心者でも組み立て可能な設計で注目を集める

PR TIMES より


記事の要約

  • エレキットが格闘ゲーム向け自作コントローラーキットLABOXを開発
  • クラウドファンディングで出資者募集を2024年11月から開始
  • カスタマイズ可能な設計で天板と基板を選択可能

エレキットの格闘ゲーム向け自作コントローラーキットLABOX

株式会社イーケイジャパンは格闘ゲーム向けの自作コントローラーキットLABOXを2024年11月14日より、クラウドファンディングサイトCAMPFIREにて出資者募集を開始する予定だ。LABOXは50年にわたる工作キットのノウハウを活かし、初心者でも作りやすい設計となっている。[1]

LABOXは三和電子のOBSF-24を加工せずに搭載できる内寸を確保し、計17個のボタンと6つのファンクションボタンを搭載可能な設計となっている。また天板と背面コネクタパネルのデータを公開することで、プレイヤーそれぞれの理想に合わせたカスタマイズを実現可能だ。

基板には高い評価を得ているRaspberry Pi PicoとBrook Gen-5Xシリーズから選択することができ、PCなどと接続して使用することが可能となっている。マグネット式の開閉機構を採用することで、天板の交換やメンテナンスも容易に行えるようになった。

LABOXの主な仕様まとめ

項目 詳細
募集期間 2024年11月14日~12月22日
製品完成予定 2025年6月頃
ボタン搭載数 メインボタン17個、ファンクションボタン6個
対応基板 Raspberry Pi Pico、Brook Gen-5Xシリーズ
カスタマイズ 天板と背面コネクタパネルのデータを公開
特徴 マグネット式開閉機構、OLEDディスプレイ搭載可能
クラウドファンディングの詳細はこちら

Raspberry Pi Picoについて

Raspberry Pi Picoは、オープンソースのファームウェアを使用できるマイクロコントローラボードで、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 低コストで高性能なマイクロコントローラ搭載
  • 豊富なGPIOピンによる拡張性
  • オープンソースのファームウェア対応

LABOXではRaspberry Pi Picoを採用することで、ゲームコントローラーとしての機能を最大限に引き出すことが可能となっている。特にオープンソースのファームウェアを使用できる点は、プレイヤーのニーズに合わせたカスタマイズを可能にし、格闘ゲームプレイヤーの間で高い評価を得ている。

LABOXに関する考察

LABOXの開発は、自作コントローラー市場に新たな選択肢を提供する意義深い取り組みとなっている。特に初心者でも組み立てられる設計と、上級者向けのカスタマイズ性を両立させた点は、市場のニーズを的確に捉えた製品設計となっているだろう。

今後の課題として、サポート体制の充実やコミュニティの形成が重要となってくる可能性がある。自作キットという性質上、組み立て時のトラブルや使用中の不具合に対する迅速なサポートが求められ、ユーザー同士が情報交換できる場の提供も重要な要素となるだろう。

LABOXの将来性として、格闘ゲームコミュニティでの評価が製品の成功を左右する鍵となる。Brook Gen-5Xシリーズの採用やOBSF-24への対応など、プロユーザーのニーズを意識した設計は評価できる点だ。今後はeスポーツシーンでの採用も期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「電子工作キットメーカー「エレキット」 格闘ゲーム向け自作コントローラーキット【LABOX】を開発 | 嘉穂無線ホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000209.000021447.html, (参照 24-10-30).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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