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CICが新サービスクレジット・ガイダンスを提供開始、消費者の信用情報を指数化し理由も明示

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • CICがクレジット・ガイダンスの提供を開始
  • 信用情報を分析し指数とその理由を提供
  • 加盟企業と消費者向けに段階的にサービス展開

CICが新サービスクレジット・ガイダンスを提供開始

株式会社シー・アイ・シー(CIC)は消費者信用の健全な発展を目指し、加盟企業および消費者向けに新サービス「クレジット・ガイダンス」の提供を2024年11月28日より開始する。クレジット・ガイダンスは信用情報を分析して算出した指数とその算出理由を提供するサービスで、消費者の信用状態を容易に把握することが可能になるだろう。[1]

このサービスにおける指数は信用情報のうち属性に関する項目を除外した客観的な取引事実に基づいて算出され、200から800までの3桁の数値で表示される。指数の算出に際して特に影響を与えた理由は最大4つまで表示され、消費者は自身の信用状態を詳細に確認することができるようになった。

加盟企業へのサービス提供は2025年4月1日から開始され、加盟企業による利用は契約申込者への初期与信や既存顧客に対する途上与信といった支払能力調査の場面に限定される。クレジット・ガイダンスは加盟企業の適正与信に貢献し、豊かなクレジット社会の実現を目指すものである。

クレジット・ガイダンスサービスの特徴まとめ

項目 詳細
消費者向け提供開始日 2024年11月28日
加盟企業向け提供開始日 2025年4月1日
指数の範囲 200~800の3桁の数値
算出理由の表示 最大4つまで
利用目的 支払能力調査に限定
手数料 インターネット500円、郵送1,500円
クレジット・ガイダンスの詳細はこちら

信用情報について

信用情報とは、CICの加盟企業から登録される情報およびCICが独自に収集する情報の総称を指す主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 支払状況や残高などの客観的な取引事実を含む
  • 契約数や契約期間、申込件数などの情報を収集
  • 年齢・性別・勤務先などの属性情報は指数算出から除外

CICは1984年の創立以来、信用情報提供等業務を通じて加盟企業の適正与信を支援してきた経緯がある。信用情報の量と質の双方の拡充を進めた結果、現在では創立から40年目を迎え保有件数は8億件を超える規模にまで成長している。

参考サイト

  1. ^ 指定信用情報機関のCIC. 「「クレジット・ガイダンス」提供開始のお知らせ 」. https://www.cic.co.jp/74447b2de159402b22a4dbcaab09345d35a5ea7d.pdf, (参照 24-10-31).

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