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JBSとS&Jがランサムウェア対応支援サービスを開始、事前準備から監視までを包括的に提供

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • JBSがS&Jと協業しランサムウェア対応支援サービスを開始
  • 事前準備支援・診断・監視の3つのメニューを提供
  • 高度なセキュリティ対策を手軽に実現

JBSとS&Jによるランサムウェア対応支援サービスの提供開始

日本ビジネスシステムズ株式会社は、セキュリティ事故が多発する状況を受けS&J株式会社と協力し2024年10月31日にランサムウェア対応支援サービスの提供を開始した。世界における平均被害額が約4.4億円にも及ぶとされるランサムウェア攻撃に対し、事前準備支援・診断・監視の3つのメニューで包括的な対策を実現している。[1]

ランサムウェア事前準備支援では、机上での事故の疑似体験を通じて対応者間の意識向上を図り、IT環境の内情を整理したカルテを作成することで迅速な初動対応を可能にしている。この取り組みによって、システムに潜む潜在的なリスクの発見と事態の早期鎮静化を実現するだろう。

ランサムウェア診断では、診断ツールによるログ分析とヒアリングを通じてActive Directoryサーバーや各種端末の脆弱性を徹底的に調査する体制を整えている。セキュリティアナリストによる24時間365日の監視体制を確立し、脅威の早期発見と被害の最小化を目指すものだ。

ランサムウェア対応支援サービスの提供内容まとめ

事前準備支援 診断 監視
提供価格(税抜) 550,000円 1,150,000円~ 初期1,200,000円~、月額1,300,000円~
主な機能 疑似体験とカルテ作成 ログ分析と脆弱性診断 24時間365日の監視
特徴 リスクの可視化 Active Directory対応 セキュリティアナリストによる分析

Active Directoryについて

Active Directoryとは、Microsoftが開発したディレクトリサービスであり、組織内のネットワークリソースを一元管理するためのシステムである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • ユーザーアカウントと認証の一元管理
  • グループポリシーによるセキュリティ設定の統合管理
  • ネットワークリソースへのアクセス制御

ランサムウェア攻撃では、Active Directoryが重要な攻撃対象となることが多く、JBSとS&Jの新サービスではこの点に着目した監視と診断を提供している。特にブルートフォース攻撃への対策や設定の不備を洗い出すことで、Active Directory経由の侵入を防ぐ仕組みを構築することが可能だ。

参考サイト

  1. ^ 日本ビジネスシステムズ株式会社. 「JBS×S&J、「ランサムウェア対応支援サービス」をリリース|JBS 日本ビジネスシステムズ株式会社」. https://www.jbs.co.jp/news/2024/1031, (参照 24-11-02).
  2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

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