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公開：2024-11-07

くうねあが東京のベビーシッター会社パリオをM&A、首都圏での子育て支援サービス展開を本格化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• くうねあが東京のベビーシッター会社パリオをM&A
• 東京での子育て支援サービスを本格展開へ
• 企業の健康経営における子育て支援ニーズに対応

くうねあによるパリオのM&Aと子育て支援事業の展開

広島市で保育園・認定こども園を運営する株式会社くうねあは2024年8月26日、東京都文京区のベビーシッターサービス会社パリオをM&Aにより買収した。近年注目される企業の健康経営において子育て支援が重要視され、企業内保育所とベビーシッターサービスに関する需要が高まっている。^[1]

くうねあが実施した調査では企業内保育所の利用希望は68%、企業補助付きベビーシッターサービスの利用希望は69.2%となっており、両サービスともに高いニーズがある。一方で企業内保育所では仕事場所と保育場所の分離を望む声があり、ベビーシッターではセキュリティやプライバシーへの懸念が指摘されている。

東京ではベビーシッターの人手不足が深刻な課題となっており、今回のM&Aによって安定したサービス供給体制の構築を目指す。くうねあは広島での保育事業で培ったノウハウを活かし、東京での子育て支援サービスを本格的に展開していく方針だ。

子育て支援サービスの利用意向調査結果まとめ

くうねあの詳細はこちら

健康経営について

健康経営とは従業員の健康管理を経営戦略として位置づけ、従業員の健康や生活環境のサポートに積極的に取り組む経営手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 従業員の健康を企業の重要な経営資源として捉える
• 従業員の生活環境改善を通じて生産性向上を目指す
• 子育て支援などの福利厚生施策を重視する

2016年に健康経営優良法人認定制度が導入されて以降、従業員の健康や生活環境をサポートする企業が高く評価されるようになった。子育て支援も健康経営における重要な要素として位置づけられており、企業内保育所やベビーシッターサービスの導入が進んでいる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「子育て応援企業くうねあがベビーシッターサービスを提供する『パリオ』をM&A。今後は東京における事業も拡大予定。 | 株式会社くうねあのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000145880.html, (参照 24-11-07).

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