BANDAI SPIRITSがバンダイホビーセンターの新工場建設を発表、2025年夏から稼働開始で生産能力が大幅に向上へ
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記事の要約
- バンダイホビーセンターに新工場建設を発表
- 2025年1月の竣工と夏頃の稼働開始を予定
- 見学コースを新設し生産体制を強化
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バンダイホビーセンターの新工場建設で生産体制を強化
BANDAI SPIRITSは静岡県静岡市葵区長沼にあるプラモデル生産拠点「バンダイホビーセンター」において新工場の建設を2024年11月6日に発表した。現在のバンダイホビーセンター本館に近接する約14,724㎡の敷地に地上3階建ての新工場を建設中であり、プラモデルを通してものづくりを学ぶことができる見学コースを新たに設置する予定だ。[1]
新工場の延床面積は約18,087㎡に及び、多色成形機10台と単色成形機84台を導入することで生産能力の大幅な向上を図る計画を立てている。バンダイホビーセンターはこれまでも2020年12月に新館を増築し生産機能を強化してきたが、新工場の本格稼働によって2026年度には2023年度比で約35%の増産が可能になるだろう。
バンダイホビーセンターは2006年の竣工以来、ガンプラシリーズをはじめとする多彩なプラモデル製品の企画・開発・生産を行ってきた実績がある。自社オリジナルの4色射出成形機を活用したプラモデルの作りやすさや組立後のカラーリング再現の追求に加え、ガンプラリサイクルプロジェクトなど環境負荷低減にも取り組んでいる。
新工場の施設概要まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
所在地 | 静岡県静岡市葵区長沼 |
敷地面積 | 約14,724㎡ |
延床面積 | 約18,087㎡ |
建物構造 | 地上3階建て |
生産設備 | 多色成形機10台、単色成形機84台 |
特徴 | ものづくり見学コース新設、環境負荷低減の取り組み |
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4色射出成形機について
4色射出成形機とは、1つの金型に4つの色や4つの異なる素材を同時に成形できる特殊な製造装置のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 1つの金型で複数色の成形が可能
- 異なる素材の同時成形に対応
- 組立後のカラーリング再現性を向上
バンダイホビーセンターでは自社オリジナルの4色射出成形機を活用することで、プラモデルの組み立てやすさと完成後の色彩表現を追求している。新工場では多色成形機10台と単色成形機84台を導入することで、より効率的な生産体制の構築を目指すことになるだろう。
参考サイト
- ^ 株式会社BANDAI SPIRITS. 「ニュースリリース :「バンダイホビーセンター」新工場2025年1月竣工 同年夏頃稼働開始│株式会社BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)」. https://bandaispirits.co.jp/press/2024/241106.php, (参照 24-11-08).
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