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フローレンスが医療的ケア児保育の研修プラットフォームを開始、全国の保育園での受け入れ促進を目指す取り組みが本格化

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

フローレンスが医療的ケア児保育の研修プラットフォームを開始、全国の保育園での受け入れ促進を目指す取り組みが本格化

PR TIMES より


記事の要約

  • フローレンスが医療的ケア児保育の研修を開始
  • オンラインと現場体験の研修プラットフォームを提供
  • 保育園での医療的ケア児受け入れを全国的に促進

フローレンスの医療的ケア児保育研修プラットフォーム提供開始

認定NPO法人フローレンスは、医療的ケア児の保育園受け入れを支援する研修プラットフォーム『フローレンスの「医療的ケア児保育」はじめて研修』を2024年11月1日にリリースした。医療的ケア児支援法の施行により各地の保育園での受け入れが進み始め、保育園からの研修や視察の問い合わせが増加していることを受けての対応となっている。[1]

保育園に勤務する保育士や看護師向けに、オンラインでの研修動画受講と障害児保育園ヘレンでの現場体験研修を提供することで、医療的ケア児保育に必要な基礎知識と考えを身につけることが可能となった。フローレンスの10年に及ぶ障害児保育の実績と知見を活かした研修内容となっている。

フローレンスが東京都23区で調査した結果によると、医療的ケア児の保育園受け入れ数は前年度比1.5倍に増加しており、受け入れに向けた各保育園での試行錯誤が始まっている。研修プログラムは全9講義で構成され、医療的ケア児の基礎知識から実践的な保育方法まで幅広く学ぶことができる。

医療的ケア児保育研修の概要

項目 詳細
開始日 2024年11月1日
受講形式 オンライン研修と現場体験研修
講義数 全9講義(約110分)
対象者 保育園に勤務する保育士・看護師
個人受講料 10,000円(税込)
団体受講料 90,000円(税込/10人の場合)
研修プログラムの詳細はこちら

医療的ケア児支援法について

医療的ケア児支援法とは、たんの吸引などの医療的ケアを日常的に必要とする子どもたちとその家族への支援を定めた法律のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 医療的ケア児家庭への支援が国と自治体の責務
  • 保育園での医療的ケア児受け入れを促進
  • 医療的ケア児の保護者の就労支援を推進

医療的ケア児は全国に約2万人いると言われており、2021年の医療的ケア児支援法施行以降、各地の保育園での受け入れが進み始めている。フローレンスの調査によると東京都23区での医療的ケア児の保育園受け入れ数は前年度比1.5倍に増加しており、法施行の効果が表れ始めているといえる。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「全国の保育園での医療的ケア児の受け入れを後押し 保育士・看護師向けオンライン&現場体験の提供を開始 | 認定NPO法人フローレンスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000351.000028029.html, (参照 24-11-13).

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