神戸三田プレミアム・アウトレットがLINE活用のフードコート座席予約システム実証実験を開始、顧客満足度向上を目指す

text: XEXEQ編集部

PR TIMES より

記事の要約

神戸三田プレミアム・アウトレットでLINE座席予約実験
フードコート混雑時の利便性向上が目的
Connected Space Shareシステムを導入

LINEを活用したフードコート座席予約システムの実証実験開始

イッツ・コミュニケーションズ株式会社と三菱地所・サイモン株式会社は、神戸三田プレミアム・アウトレットのフードコートにおいて、LINEを活用した座席予約システムの実証実験を2024年8月3日から開始すると発表した。このシステムは、フードコート内の一部座席に導入され、混雑時の利便性向上とお客さまの満足度調査を目的としている。^[1]

実証実験では、イッツコムの予約・決済システム「Connected Space Share」が使用される。このシステムは、ユーザーのモバイル端末から人を介さずに対象スペースの予約から決済までをオールインワンで行うことができ、新たなアプリのダウンロードが不要なLINE公式アカウントを活用している。

実験の対象となるのは、フードコート内の4～6人掛けソファ席6テーブルで、利用料金は550円（税込み）/時間となっている。実施期間は2024年8月3日から10月27日までの土日祝日、計34日間で、8月13日から16日も含まれる。この取り組みにより、混雑時のフードコート利用の快適性向上が期待される。

フードコート座席予約システムの実証実験概要

	詳細
実施場所	神戸三田プレミアム・アウトレットフードギャラリー
対象座席	4～6人掛けソファ席/6テーブル
実施期間	2024年8月3日～10月27日の土日祝（計34日間）
利用料金	550円（税込み）/時間
予約方法	LINE公式アカウントを通じて予約・決済

LINEを活用したフードコート座席予約システムに関する考察

今後、このシステムの導入により、予約した座席が長時間占有されるなどの問題が発生する可能性がある。利用時間の制限や、予約のキャンセル・変更に関するルールの明確化が必要になるだろう。また、システムの安定性や、高齢者など特定の利用者層におけるLINE操作の難しさなども課題となる可能性がある。

新機能としては、リアルタイムの空席状況の表示や、グループ予約機能の追加が望まれる。さらに、フードコートの各店舗との連携を強化し、座席予約と同時に食事の事前注文ができるようになれば、より便利なサービスとなるだろう。将来的には、AIを活用した混雑予測機能の導入も期待される。

このシステムが成功すれば、他の商業施設や飲食店への展開も期待できる。顧客体験の向上だけでなく、施設側の運営効率化にもつながる可能性がある。また、デジタル技術の活用による新たな顧客接点の創出は、リテール業界全体のDXを加速させる契機となるかもしれない。

参考サイト

^ PR TIMES. 「神戸三田プレミアム・アウトレットのフードコートでLINEを活用した座席予約システムの実証実験 | イッツ・コミュニケーションズ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000011051.html, (参照 24-08-04).

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