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AMDが新型デスクトップCPU Ryzen 7 9800X3Dを発売、第2世代3D V-Cacheテクノロジーで高性能化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • AMDがRyzen 7 9800X3Dを11月15日に発売開始
  • 第2世代3D V-Cacheテクノロジーを採用した新CPU
  • 前世代比でゲーム性能が最大8%向上を実現

AMDの新型デスクトップCPU Ryzen 7 9800X3Dが高性能を実現

AMDは第2世代3D V-Cacheテクノロジーを採用したデスクトップ向けCPURyzen 7 9800X3D」を2024年11月15日より発売開始した。Zen 5アーキテクチャをベースに開発されたRyzen 7 9800X3Dは、前世代モデルのRyzen 7 7800X3Dと比較してゲーム性能が平均で最大8%向上している。[1]

AMDが設計したRyzen 7 9800X3Dは8コア16スレッドを搭載し、ベースクロック4.7GHzからブーストクロック最大5.2GHzまで動作周波数を引き上げることが可能になった。また合計104MBのキャッシュ容量と120WのTDPを実現することで、高い処理性能と電力効率の両立を達成している。

国内市場におけるRyzen 7 9800X3Dの展開については、正規代理店のアユートが市場想定価格86,800円で販売を開始した。製品ラインナップとしてクーラー非同梱のBOX版とTRAY版の2モデルを用意し、高性能な自作PCの構築を目指すユーザーに向けて提供を行っている。

Ryzen 7 9800X3Dの主要スペックまとめ

項目 詳細
プロセッサー名 Ryzen 7 9800X3D
アーキテクチャ Zen 5
コア/スレッド数 8コア/16スレッド
動作周波数 ベース4.7GHz/ブースト最大5.2GHz
キャッシュ容量 合計104MB
TDP 120W
対応ソケット AM5

3D V-Cacheについて

3D V-Cacheとは、AMDが開発した3次元積層キャッシュメモリ技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • プロセッサダイ上に大容量キャッシュを立体的に配置
  • メモリアクセス遅延を低減し処理性能を向上
  • ゲームワークロードで特に高い効果を発揮

AMDが開発した第2世代3D V-Cacheテクノロジーは、従来のプロセッサと比較して大幅にキャッシュ容量を増やすことが可能になった。Ryzen 7 9800X3Dに搭載された3D V-Cacheは、前世代モデルと比較してゲーム性能を最大8%向上させ、高負荷なゲームタイトルでも優れたパフォーマンスを実現している。

参考サイト

  1. ^ 株式会社アユート. 「Ryzen 7 9800X3Dお取り扱い開始のお知らせ|株式会社アユート PCパーツ・VR・オーディオ等周辺機器 総合代理店」. https://www.aiuto-jp.co.jp/information/entry_2254.php, (参照 24-11-19).

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