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ストラタシスがFDMとP3製品の最新アップデートを発表、生産性向上とダウンタイム短縮を実現する新機能を搭載

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ストラタシスがFDMとP3製品の最新アップデートを発表、生産性向上とダウンタイム短縮を実現する新機能を搭載

PR TIMES より


記事の要約

  • ストラタシスがFDMとP3製品の最新アップデートを発表
  • FDC乾燥キャビネットで稼働時間が2.7倍に向上
  • Origin P3向けに30種類以上の新材料を追加

ストラタシスのFDMとP3製品ポートフォリオの進化

ストラタシスは2024年11月18日、FDMおよびP3製品ポートフォリオの最新アップデートをFormnext 2024で発表した。新たに導入されたFortus FDCフィラメント乾燥キャビネットは、F900プリンタの稼働時間を2.7倍に向上させ、長時間の連続造形を可能にする画期的なシステムとなっている。[1]

静電気放電保護が必要な電子部品向けにFortusシステム用の新しいFDM PC-ESD材料を導入し、工具や治具などの製造における安全性が向上した。Ultem 9085 resinにレッドとエアクラフトグレーの新色が追加され、航空宇宙や自動車産業向けの選択肢が拡大している。

Origin P3プラットフォームには30種類以上の新材料が追加され、Forward AMによるUltracur3D RG 3280も含まれている。これらの材料は自動車部品やイヤホンなど最終製品向けの製造用途に対応し、射出成形と同等の精度と表面品質を実現することが可能だ。

FDMとP3製品の新機能まとめ

FDC乾燥キャビネット FDM PC-ESD材料 Ultem 9085 resin Origin P3材料
主な特徴 稼働時間2.7倍向上 静電気放電保護 新色追加 30種以上の新材料
対象用途 長時間連続造形 電子部品関連 航空宇宙・自動車 最終製品製造
主なメリット ダウンタイム削減 安全性向上 選択肢拡大 高精度・高品質

アディティブ・マニュファクチャリングについて

アディティブ・マニュファクチャリングとは、3Dプリンティング技術を用いて材料を積層して立体物を造形する製造手法のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 材料を積層して3次元の物体を作製する革新的な製造方法
  • 複雑な形状の造形が可能で設計の自由度が高い
  • 試作から最終製品まで幅広い用途に対応可能

ストラタシスのFDMおよびP3製品ポートフォリオは、アディティブ・マニュファクチャリング技術を活用して高品質な部品製造を実現している。新しい材料や機能の追加により、航空宇宙や自動車産業など幅広い分野での採用が進み、従来の製造方法に比べて生産性の向上とコスト削減が可能になっている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ドイツ開催Formnext2024で展示:FDM方式、DLP-P3方式3Dプリンタのアップデートで生産性の向上とダウンタイム短縮を実現 | 株式会社ストラタシス・ジャパンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000050375.html, (参照 24-11-19).

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