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SHINING 3DがPCレス対応の3DスキャナーEinScan Libreを発表、高精度スキャンと3つのモードで用途拡大へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

SHINING 3DがPCレス対応の3DスキャナーEinScan Libreを発表、高精度スキャンと3つのモードで用途拡大へ

PR TIMES より


記事の要約

  • SHINING 3Dが新製品EinScan Libreを発表
  • PCレス環境で高精度3Dスキャンが可能に
  • 3つのスキャンモードで多様な対象物に対応

SHINING 3DのEinScan Libreスタンドアロン3Dスキャナー

日本3Dプリンター株式会社は、SHINING 3Dの新製品となるスタンドアロン型3DスキャナーEinScan Libreを2024年12月2日より販売開始する予定だ。PCレス環境での3Dスキャンを実現するこの製品は、ARMベースのコンピュートユニットを搭載し完全なワイヤレス環境での運用が可能になった。[1]

NVIDIA Jetson Orin NX 16GBコンピュートユニットを搭載したEinScan Libreは、5.5インチOLEDタッチスクリーンと着脱可能なバッテリーユニットを備え、高性能スキャナーユニットと共に1.8キログラムの筐体に収められている。3つの異なるスキャンモードを搭載することで、屋内外や対象物の質感を問わず柔軟な3Dスキャンを実現した。

EinScan Libreは最大0.04+0.06mm/mという高い容積精度を実現し、48メガピクセルの高画素RGBカメラを搭載することで優れた品質のテクスチャー取得も可能になった。3つのスキャンモードはそれぞれ異なる特性を持ち、様々な用途に対応できる汎用性の高い製品となっている。

EinScan Libreの主要スペック

項目 詳細
スキャンモード レーザーHDモード、IR Rapidモード、IR Adaptiveモード
光源 101本ブルーレーザー、赤外線VCSEL、19本赤外線レーザー
スキャンスピード 4,500,000ポイント/秒(レーザーHD)
容積精度 最高0.04+0.06mm/m
本体重量 1.8kg
製品の詳細はこちら

ARMベースコンピュートユニットについて

ARMベースコンピュートユニットとは、ARM社のプロセッサアーキテクチャを採用した演算処理装置のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 低消費電力で高い処理性能を実現
  • モバイルデバイスに最適化された設計
  • 豊富な周辺機器との互換性を確保

NVIDIA Jetson Orin NX 16GBコンピュートユニットは、このARMアーキテクチャを採用することで100TOPSの処理能力と高い電力効率を実現している。EinScan Libreに搭載されることで、PCレス環境での高速な3Dスキャン処理とデータ処理を可能にしたのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「【SHINING 3D新製品】PCレスでスキャンが可能なフルワイヤレス・スタンドアロン3Dスキャナー EinScan Libreを取扱開始 | 日本3Dプリンター株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000139187.html, (参照 24-11-19).
  2. NVIDIA. https://www.nvidia.com/ja-jp/

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