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公開：2024-11-20

キヤノンMJが金融DX向け本人確認支援ソリューションを提供開始、窓口業務のデジタル化で業務効率とCX向上を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• キヤノンMJが本人確認支援ソリューションを発表
• 窓口業務のデジタル化で正確な本人確認を実現
• みずほ銀行で11月18日より運用開始

金融DXを支援する本人確認支援ソリューションの提供開始

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は金融機関向けの本人確認支援ソリューションを2024年11月18日に提供開始した。新ソリューションは個人認証カードリーダー ID-MY2でマイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類の証明書情報を読み取り真正性を確認することで、金融機関の窓口業務における本人確認をデジタル化している。^[1]

本人確認支援ソリューションは本人確認書類から読み取った情報とタブレット端末のカメラで撮影した容貌の照合や政府が推奨する公的個人認証を活用することで信頼性の高い本人確認を実現している。金融機関のサービスや勘定系システムに自動連携することで口座開設などの窓口業務やバックオフィスの事務負荷を大幅に軽減することが可能になった。

みずほ銀行向けに本ソリューションを活用したマイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類を真がん判定するサービスを構築し運用を開始している。今後は金融機関以外の通信業や不動産業などにも展開を予定しており、さまざまな業種のDXを積極的に支援していく方針だ。

本人確認支援ソリューションの詳細

DUKPTについて

DUKPTとは米国国家規格協会のANSI X9.24 Part1として規定されている暗号化方式のことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• トランザクションごとに異なる暗号鍵を使用
• 高い秘匿性を実現
• クレジット決済での採用実績あり

本人確認支援ソリューションではDUKPTを採用することで読み取った情報をデバイス上に残さずに暗号化している。この方式により金融機関の要求する高度なセキュリティ基準を満たしながら、マイナンバーカードや運転免許証などの重要な個人情報を安全に取り扱うことが可能になった。

参考サイト

1. ^ Canon. 「金融DXを支援する“本人確認支援ソリューション”を提供開始 ～みずほ銀行の店舗窓口での本人確認の厳格化を支援～｜キヤノンMJグループ」. https://corporate.canon.jp/newsrelease/2024/pr-1118, (参照 24-11-20).

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